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ロゼンスター「肌湿度計」
~3秒肌にあてるだけで肌の水分率がわかる肌湿度計
Reported by 本誌:阿部 夏子
ロゼンスター「肌湿度計」
化粧品を買いに行った時に必ずといっていいほど聞かれるのが「お客様の肌はなに肌ですか」ということだ。これは、乾燥肌なのか、脂性肌なのかそのほか自分の肌の特性を聞いているのだ。化粧品は肌に直接つけるものなので肌の性質に合ったものを使うとより効果が増すという。
私はこの手の質問が苦手で、化粧品カウンターではいつも口ごもってしまう。自分の肌の状態なんてその時々で違うし、一方的に「あなたは~肌ですね」と言われるのもなんだか面白くない。自分が肌が今どんな状態なのか自分で正確に調べられたらと思ってロゼンスター「肌湿度計」を購入した。
ロゼンスター「肌湿度計」はセンサーを肌に直接あてて、肌の水分状態を調べるというもの。メーカー希望小売価格はオープンプライス。ヨドバシカメラのネット通販で2,980円で購入した
本体サイズは28×18×178mm(幅×奥行き×高さ)で本体重量は約40g。体温計よりも一回り大きめの印象だ。本体のつくりはいたってシンプル。操作ボタンが1つだけ配置されていて、その上には肌の水分状態の数値が表示される長方形の液晶パネルがある。本体先端には緑色のセンサーがあって、このセンサー部分を肌に直接押し当てて肌の水分率を計るという仕組みだ。本体には専用のフタが付いており、使用時以外はこのフタをはめて保管しておく。
電源は別売りの単4型乾電池2本。本体裏の電池ケースにセットして使う。
本体
電源は別売りの単四型乾電池2本
本体先端のセンサー部。この部分を肌に押し当てて水分率を計測する
使い方は簡単。まず本体にある白いスイッチを押す、すると本体の電源が入って液晶パネルに188.8%と表示される。そのまま2秒ほどたつと液晶画面の表示が0.0%に変わるので、それを確認してから先端のセンサー部分を肌にあてる。先端のセンサー部は肌に押し当てると、約1cmほど本体に沈みこむような作りになってるので、先端部分をしっかり沈みこむようにセンサー部を押し当てるようにする。約3秒ほどたつと、「ピー」という電子音が鳴り、計測結果が液晶に表示される。
【動画】水分率を計測している様子(WMV形式,334KB)
肌の水分率の目安
液晶表示部分に水分率が表示される
白いボタンが電源スイッチ。電源を入れる前は液晶に何も表示されていない
スイッチを入れると液晶に188.8%と表示される
2秒ほどたつと液晶表示が0%にかわる。0%になったのを確認してからセンサー部分を肌に押し当てて計測する
数値はすべてパーセンテージ(%)で表される。計測された数値によって自分の肌が今どのような状態にあるかを知ることができるという。計測する場所によっても異なるのだが、だいたいの目安は以下の表を参考にしていただきたい。
水分
頬
目尻
額
0%
乾燥肌
乾燥肌
乾燥肌
20%前後
乾燥肌
乾燥肌
乾燥肌
40%以下
ノーマル肌
乾燥肌
ノーマル肌
40%以上
ノーマル肌
ノーマル肌
ノーマル肌
60%前後
ウェット肌
ウェット肌
ウェット肌
80%前後
ウェット肌
ウェット肌
ウェット肌
100%
ウェット肌
ウェット肌
ウェット肌
さっそく使ってみた。スイッチを押して、液晶表示が変わったのを確認して、センサー部分を肌に押し当てる。すると、すぐに「ピー」という電子音。え、もう計り終わったの? と思いきや、液晶部分を見てみると「Err」の文字。
どうやら、センサー部分の押し当て方が間違っていたようだ。説明書を読み直して今度は、センサー部分が肌部分に対して垂直になるようにして押し当てる。今度はきちんと計測できた。「ピー」という電子音を確認して、液晶画面を見ると今度はきちんと数値が表示されている。手始めにと思って手の甲の水分率を計測してみたのだが、結果は37.8%。ノーマル肌ではあるが、やや乾燥気味といった結果。
それにしても、肌の水分率がこんなに簡単に測れるものだとは今までまったく知らなかった。使用時の要領としては体温計とほとんど同じだ。むしろ3秒という計測時間を考えると、体温計よりも手軽に使えるイメージ。これならば日常的に使えそうだ。
自宅では頬の水分率を中心に計測した
今度は自宅に戻って洗顔後の肌の水分率の変化を見てみる。一般的に洗顔後の肌は、洗顔料などによって、肌の脂分が落とされて水分率も減っているといわれている。水分率が落ちている状態の肌に化粧水をつけることでどれくらい水分率が変わるかということを、この「肌湿度計」を使って検証してみたい。
まず、洗顔後すぐの肌、5分後の肌、10分後の肌、更に化粧水を付けた後の肌、乳液を付けた後の肌、の5段階にわけて肌の水分率を計ってみる。
まず、洗顔後すぐの肌は「38.7%」だった。洗顔後5分が経って、肌全体が少し乾燥してきたなと感じてきた。再び測ってみると数値は「37.8%」。乾燥してきたなという感覚がそのまま数値に表われていたので驚いた。暖房の効いている部屋にいたこともあって、10分が経過するころには、肌がピリピリと感じて痛いくらいになってきた。数値を計ってみると、今度は「32.0%」。今まで計ったなかでもっとも低い数値だ。やっぱり、と思いながらこれ以上このままにしておくことが、耐えられなくなって普段使用している、化粧水をつける。よほど肌が乾燥していたのだろう、みるみるうちに化粧水が肌に吸収されていく。さっそく水分率を計ってみる。すると今度は、すぐに「41.8%」にまで回復していた。思わず「おー」とうなってしまった。そのあと更に乳液をつけてから再び水分率を計ってみると最終的に数値は「43.8%」にまで上がった。
洗顔後すぐの水分率
洗顔後肌に何もつけていない状態。5分後
洗顔後、何もつけない状態で10分後の水分量。32%まで低下した
化粧水をつけたあとの水分率
乳液をつけたあとの状態。水分率が一気に上がった
計測の途中、1回「Err」が出てしまった。説明書を読み直してみると数回使ったら、センサーを柔らかい布で拭く必要があるという。先端のセンサー部をティッシュで数回拭くとまた元の要領で計測することができた。肌の水分率を一瞬で計測してしまうだけあって、センサー部分はかなりデリケートにできているようだ。取り扱いには注意したい。
日常的に行なっていた肌のケアがきちんと意味をなしているということを数値でしっかり確認することができた。なにより手軽なのがいい。肌にあてて、3秒後には結果が出るので面倒くさいとか、手間だ、という風には一切感じなかった。むしろ、今まで自分で計ることのできなかった数値を手軽に計ることが出来るのが嬉しくて顔以外にも、色々な箇所の水分率を計ってしまった。
この手軽さで、このサイズならメイクボックスに入れて毎日、自分の肌の状態を調べるのも手間にならない。数値によってケアの方法を変えるという使い方もいいかもしれない。
今まで自分の肌の状態を知る手だてがなくて、化粧品カウンターでは成績を告げられる小学生のように縮こまって接客を受けていたが、この製品があれば堂々と自分の肌の状態を告げることができそうだ。
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URL
ロゼンスター株式会社
http://www.lozenstar.co.jp/
製品情報
http://www.lozenstar.co.jp/lineup/ladys/beautychecker.html
ビューティー&ライフ関連記事リンク集
http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/beauty.htm
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