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家電製品ミニレビュー
ナショナル「イオンスチーマー ナノケア EH2473」

~肌にハリや弾力を与えるイオンスチーマー
Reported by 西村 敦子

「美肌大国」の人気イオンスチーマー

ナショナル「イオンスチーマー ナノケア EH2473」。温スチームと冷ミストの両方が使える、ナショナルのイオンスチーマーです
 日本は世界的に有名な「美肌大国」なんだそうです。化粧品の売り上げは年間2兆円規模と世界トップクラス。日本人女性の「美肌」にかける熱意や審美眼の高さが評価され、欧米の有名化粧品ブランドも日本にラボを持っているそうです。私の経験でも「フランス土産」にもらったプラダの最高級ラインの化粧品をよく見たら「Made in Japan」でびっくりしたことがありました。そもそも、歴史的に見ても「美肌」に関する記述はすでに平安時代には登場し、ツヤやきめを出す方法が書かれていたと言いますから、美肌へのこだわりは日本の伝統なのかもしれません。

 さて、今回レビューするナショナルの「イオンスチーマー ナノケア プラチナ EH2473」は、温スチームで肌の水分量をアップさせ、アンチエイジングケアができると昨年10月の発売以来大人気の商品です。メーカー希望小売価格はオープンプライス。上新電機で27,800円で購入しました。

 しかし、実際使ってみるとどうしたら商品のイメージがうまく伝わるのか悩んでしました。とてもいい商品なのは確かなのですが、正直言って、迷わずおすすめできる人と、そうでもない場合があるんです。ごくシンプルに言ってしまえば、毎晩肌の手入れをする習慣があって、毎日メイクをするという方には迷わずおすすめ。この製品の場合、“続くかどうか”が最大のポイントではないかと思います。


スチームの1/20,000の「プラチナスチーム」で肌にハリや弾力を与える

 「ナノケア EH2473」は、ナショナルが2004年から発売しているスチーム式美顔器の最新版です。温スチーム自体はエステティックサロンなどでも定番のアイテムで、業務用の高額な商品も発売されていますが、ナショナルのこのシリーズは家庭で手軽に使えるイオンスチーマーとして人気のシリーズ。特に今回の「ナノケア EH2473」や「ナノケア プラチナ」シリーズは、「プラチナスチームプラチナ〔白金〕ナノコロイド)」を噴出する点に特徴があります。

 「ナノケア EH2473」では、通常のスチームをイオン化したものをさらに微細化した「イオンスチーム」に、プラチナ電極に高圧放電することで直径約1~5nmという極小の「プラチナナノ微粒子」を含ませます。この「プラチナナノ微粒子」を含んだイオンスチーム「プラチナスチーム」は、普通のスチームの1/20,000という微細なもので、肌の角質層の奥まで浸透し、中に含んだ「プラチナナノ微粒子」で肌にハリや弾力を与えるというしくみ。

 プラチナの電極が高圧放電するときにはごく微量プラチナの成分が「プラチナナノ微粒子」に溶け出すため、基本的には5~6年使用し続けるとプラチナ成分はなくなって、普通のイオンスチーマーになるそうです。「ナノケア EH2473」の温スチームは雲のように白っぽいスチームなのですが、これが透明なスチームになったら、プラチナ成分がなくなった目安だそう。ちなみに、溶け出すのはごく微量なので必ず反応するわけではないそうですが、プラチナに対する金属アレルギーを持っている方だと、まれに反応してしまうそうです。

 温スチーム自体は、2006年に発売された「ナノケア プラチナ EH2493」と同じしくみで、大きな違いは冷却用の「クールパター」が「冷マイクロミスト」になったこと。「ナノケア プラチナ EH2493」で噴出されるのは温スチームだけで、冷やすには別途クールパターを直接肌にあててクールダウンする必要があったのですが、新製品の「EH2473」では噴出口が温スチーム用と冷マイクロミスト用の2つが搭載され、コースに合わせて自動的に噴出して最後のクールダウンまで行ないます。

 これにより、コースが終わるまで待っていれば自動的に温冷ケアの両方が行なえるようになり、「クールパターを使った手入れはめんどくさそう……」という理由でクールパター付き選んでいなかった人には、うれしい改良点です。また、従来は1つだけだったコースも、3つの自動コースと温スチームに増えて、より目指したい肌質を選べるようになっています。

 外観は「ナノケア プラチナ EH2493」に近いパールホワイトの色合いですが、デザインは同じシリーズの「ナノケア EH2470」に近く、大きさは500mlのペットボトル3本分ぐらいのイメージ。扉がついていて、閉めるとすっきり片付けられるようになっています。


扉を閉じるとホコリよけもでき、すっきりと片付けられます
2つある吹き出し口の左が温スチームが、右から「冷マイクロミスト」が出てきます
「クリア肌」「ハリ/弾力」「皮脂ケア」の3つの自動コースと「温スチーム」から選べます

取り外せる給水タンクで毎回の給水が便利

 使い方は、本体の「給水タンク」をプッシュして取り出し、水(精製水か水道水)を入れ、再び本体にセット。ノズルに透明の「ノズルキャップ」をセットしたら、「電源ボタン」→「コース選択ボタン」→「ストップ/スタートボタン」と押してスチームをスタートさせます。スタートしてから30秒ほどで、温スチームが出始めます。「ジー……」という放電の音と「ボコボコボコ……」という水が沸騰する音が小さくするぐらいで、温スチームの間は比較的静か。冷マイクロミストはファンやポンプの音で温スチームよりは音がします。それでも、テレビの音が聞こえないほどの音ではありません。

 給水タンクに入る水の量は100cc程度で、コースによっては少し残ることもありますが、ほぼ1回分です。本体に直接水を入れるタイプではないので給水も楽です。キャップのすぐ下が満水位置で、入れる水の量が少なすぎると最後の冷マイクロミストまで行けずに終わってしまいますのでご注意を。温スチームのみの噴出はできるのですが、冷マイクロミストだけの噴出だけをするコースはないので、途中で終わってしまうとちょっと面倒です。個人的には、気が変わって途中でコースを変更したりしたときは、給水しなおすのも面倒なので最後にウォータースプレーを吹きつけたりしていました。


使用時は机が濡れないよう付属の「防水シート」をひくようマニュアルには指示されていますが、洗面所など濡れてもかまわない場所では必要ないでしょう
本体奥の給水タンクは上からプッシュすると反動で上に上がるしくみ
そのまま上に引き上げて本体から給水タンクを外します

逆さにして、キャップを外し、精製水を入れます
キャップを閉めて元の位置に戻し、軽くプッシュしてセットします

 コースが終わったら、「電源ボタン」を押して終了。10分ほどして本体がさめたらノズルキャップをはずし、給水タンクの水を捨てて本体に戻します。扉を「カチッ」というまで閉めたら、本体背面にある排水口を開いて「排水ボタン」を押して残った水を捨てて終了です。ノズルキャップは本体側面のハンドルに収納フックがあるのでかけておけます。

 使用は、最初は週2~3回がめやすで、その後は1日1回の使用が可能。過度な手入れは逆に肌トラブルの原因になるそうです。コースが終了した後の肌状態は水分が蒸発しやすいので、すぐに化粧水や乳液でカバーしておきます。

 実際に使う時は、ノズルキャップの先端から顔までは20cm以上離して使う必要があり、距離の目安ガイドも付属しています。ノズルキャップの位置はある程度上下に動かせるので、座る位置と机の高さに応じて調整できるほか、胸元のデコルテ付近から顔まで、幅広くスチームを当てるのにも便利です。角度的には、ドレッサーなどの少し低い机に置いて座って使うとちょうどいい感じです。


高温のスチームでやけどしないように、吹き出し口からは20cm以上顔を離して使います

温スチームは想像以上に遠くまで届くので、20cm以上離れても十分届きます
ノズルキャップは取っ手部分にかけて収納します

テレビを見ながら各コース15分の温冷ケア

 噴出されるプラチナスチームは、確かに普通の蒸気とはまったく違う感触でサラッとしていて、肌にあてると気持ちよさを感じます。規定どおり20cm以上離せば、熱すぎると感じることもありません。冷マイクロミストの場合は直径約50μmとスチーム(8μm)よりも大きいため、「粒」が顔にあたるのを感じます。感覚としては霧吹きの粒を少し大きくした感じに近いでしょうか。

 プラチナスチームは顔に風圧を感じるほど強くありませんが、量はしっかり出続けます。スチームキャップは自動で動くわけではないので、各コースの実行中は、スチームをあてたいところに、自分で顔の位置を少しずつ動かすことになります。そのため、あてている間に本を読んだりするのは難しく、新聞や雑誌でぎりぎり読めるかなという程度で、基本的にはテレビを見る程度しか「ながら」はできません。

 また、デコルテまでしっかりあてるには、ある程度胸元が開いている必要があるので、スリップやタンクトップなどで使うことになります。洗面所に椅子があれば、お風呂上がりにそのまま鏡の前で使うと便利なのですが、各コースとも15分程度あるので何もせずに待っているのはちょっと退屈かもしれません。

 「ナノケア EH2473」には温冷ケアがプログラムされた「クリア肌コース」「ハリ/弾力コース」「皮脂ケアコース」に加え、「温スチーム」と4パターンありますが、「クリア肌コース」では温スチームと冷マイクロミストを交互に行ない、温6分→冷1.5分→温3分→冷1.5分→温3分と行ないます。続けると透明感のあるいきいきした肌になり、「美白」を目指すならこのコースでしょう。

 「ハリ/弾力コース」は温11分のあと、冷2分で終了。モチモチした感じを出すにはこのコースです。特に乾燥が気になり、シワが気になるときなどのアンチエイジング対策におすすめです。翌日、ファンデーションをのばすときにスッとのびて実感できます。

 「皮脂ケアコース」は温6分→冷1分→温2分15秒→冷45秒→温3分→冷1.5分とめまぐるしく温冷が切り替わります。ハリや弾力はほかのコースを行なったときより出ませんが、Tゾーンのテカリが抑えられて、ファンデーションの化粧崩れ対策には最適でした。男性の皮脂ケアにも便利なのではないでしょうか。

 「温スチーム」コースはメイクのディープクレンジングにも便利。肌に負担がかかる洗顔フォームを使わずに、やさしくメイクを落としたいという方におすすめです。


電源を入れた状態だと、「クリア肌コース」が選択されています
違うコースを選ぶときは「コース選択」ボタンを押して選択します
「温スチーム」が出ているときは左上の赤いランプが点灯。「冷ミスト」が出ているときは右側が緑に点灯します

1度では難しいが、続けると効果は実感できる

 肌の状態や体質によっても効果はかなりかわってくるようですが、乾燥肌かつ敏感肌の私の場合は、どのコースを選択してもスチームのべたっとした感覚はなく、肌にハリは出るのに表面はさらっと仕上がりました。普段、アレルギーがひどくて強い化粧品は使えないのですが、この製品の場合、原料が「水」だけあって心配なく使えます。最初の数回は仕上げにつける化粧水がいつもよりしみるように感じてヒリヒリしたのですが、その後慣れて問題なくなりました。

 湿度の低い冬などは、洗顔後のモチモチ感はあっという間に失われてしまいがちですが、ナノケアでお手入れをした後に、化粧水・乳液で肌を整えると、翌日の朝モチモチ感が持続するようになりました。毎日続けていると、肌がやわらかく、キメが細かくなった感じがします。このあたりの実感は、ナショナルの特設サイト「きれいなおねえさんは、好きですか。」の「モニターレポート」も参考になります。


顔だけでなく、デコルテまで広い範囲にスチームをあてやすいのが便利
冷ミストは粒子が大きいため少し服が濡れるので、胸元にはタオルをかけて保護します
あごに向かってあてることで、温スチームが顔全体を包むように広がります

シミだらけのサンプルで申し訳ないですが、洗顔後、「ナノケア EH2473」をあてる前の目の下あたり。乾燥肌で、指で寄せると縦に細かく筋が入ります
「ハリ/弾力コース」後の状態。弾力が上がっているので、指で寄せてもそれほど筋が見えません。自分で触るとだいぶ触感が違うのですが、写真にするとこのぐらいの“微妙”な変化です

 効果は、他人が見てわかるほどはっきりはでないのですが、自分でさわったり見たりするとわかる、という感じで、朝起きて鏡を見ると「あ、ツヤが違うな」変化に気づくようになりました。肌年齢を測定できるような機械があれば数値として出るんだろうと思いますが、エステティックサロンなどで受けるマッサージのように一度で顔の印象が変わることもありません。ある程度続けられないと効果を実感しづらいので、冒頭に言ったように「毎日続けられる人には迷わずおすすめ」なわけです。

 定期的に使いやすいという意味では、たとえばドレッサーがあって、そこに「ナノケア EH2473」の定位置を作れればベスト。一度しまってしまうと、出すのがめんどうになってしまい、使わなくなってしまいそうなので、目につく場所に出しておくのが良さそうです。

 一度使うだけで毛穴が一気に目立たなくなるとか、赤ら顔が落ち着くようなことはないので、根気よく使う必要があるのですが、数週間、数カ月と使っているうちに、たしかに効果は実感できました。

 その過程でさらに個人的に思ったのは、「美肌道」の奥深さ……です。「クリア肌」で肌のくすみが取れてきたと思ったら今度はシミが気になるようになってきたとか、赤みが取れてきたらちょっとの吹き出物も気になるようになったとか、毎日の肌の状態を気にするようになりました。そんなとき「美肌論は精神論」だという説を思い出しました。「ナノケア EH2473」は、イオンスチーマーを使ったことがない方が「美肌道」へ入るきっかけとしては、最適なのかもしれません。


「美容液」を買うつもりで考えれば、かなりお得

 「ナノケア EH2473」の実売は、2万円台前半。3万円や5万円の高級クリームを1つ買ったと思えば出せない額ではありませんし、“消耗品”の美容液と違って、電気代と精製水だけで繰り返し使えますから毎日使えば数カ月で元は取れるとも考えられます。ただ、温冷ケア後には化粧水・乳液で整える必要はありますから、「基礎化粧品がいらなくなる」わけではありません。


給水タンクに使う水は、炭酸カルシウムやミネラルを含んでいると本体寿命を縮めるので、精製水がベスト
 使用する水は「精製水か水道水」が指定されていますが、基本的には極力、精製水がおすすめだそうです。これは本体内部の水アカの防止のため。加湿器の水アカを見ると実感できますが、水に含まれる炭酸カルシウム(水アカの原因になる石灰分)やミネラル分が本体の内側にこびりついてしまうと簡単に行なえる解消方法がなく、修理に出すしかなくなるそうです。水道水を使う場合は、ミネラル分を追加するタイプでない浄水器があれば、少なくともその浄水器を通した水の方がいいようです。

 精製水以外で、飲料水として安く購入できるもので最適なものがないか、かなり探してみたのですが、不純物を一切取り去ったタイプの飲料水はあっても、ミネラル分まで除去したものは見つかりませんでした。ミネラルを多く含む飲料水の方が肌にもいいようなイメージがありますが、「ナノケア EH2473」の場合は、「プラチナナノ粒子」を「ナノ粒子イオンスチーム」に含ませて肌に届けることが目的なので、ミネラル成分は不要。本体への負荷を考えると、やはり指定通り精製水がベストのようです。

 コンタクトの普及のおかげで精製水はスーパーやコンビニでも購入できますし、500mlで100円以下で購入できますから、一回のコストは20円程度。毎日使うと月に6本消費するのでひと月600円程度かかります。


冷ミストが出にくくなったとき専用の「お掃除針」とお掃除針キャップ
右側の「冷ミスト」の穴に「お掃除針」を刺して掃除します
本体の底面部には、本体が倒れたときに電源が切れる「傾斜スイッチ」と、「フィルター」があります。フィルターの掃除は年に一度程度

 かなり気に入って使っていますが、もし改良版が出るとしたら冷マイクロミストの粒がさらに小さくなって、温スチームのときのような「気持ちよさ」が実感できるようになればいいなと感じます。

 「ナノケア EH2473」に値段分の価値を実感できるかどうかは、毎日15分の温冷ケアを続けられるかどうかにかかっています。「努力なくして美肌なし」の鉄則を覆すような裏技的な製品ではなく、美肌効果を高めるための正統派のアイテム、という印象を受けました。

 もちろん就寝前だけでなく、朝メイク前にケアしてもいいわけですし、母娘など家族で共有できればさらにお得。上を見ればもっと高額で高性能のイオンスチーマーもあるでしょうが、価格と性能のバランスを考えると「ナノケア EH2473」は優秀なのではないでしょうか。友人に「どう?」と聞かれたら、「毎日の15分はちょっと手間だけど、効果あるよ。美容液買うと思えば、価格もお得!」と素直におすすめできる商品です。





URL
  ナショナル(松下電器産業株式会社)
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=EH2473
  ビューティー&ライフ関連記事リンク集
  http://kaden.watch.impress.co.jp/static/link/beauty.htm

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ナショナル「イオンスチーマー ナノケア プラチナ EH2493」(2006/12/15)

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2008/01/16 00:01

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