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ユニチャーム「ウェーブ ピュピュとモップ」
~ヘッドから洗剤が飛び出すフローリングモップ
Reported by 本誌:阿部 夏子
ユニチャーム「ウェーブ ピュピュとモップ」
あまり大きな声では言えないがぞうきん掛けに勝る掃除方法はないと思っている。掃除機をかけただけではなんとなくすっきりしない。台所などの水回りや、普段よく使う部屋は掃除の仕上げにぞうきん掛けをかかさずにするようにしている。市販されているフローリングワイパーやモップを試したこともあったのだが、イマイチ使い勝手が気に入らずに、ガンコにぞうきん掛けにこだわっていた。
年末大掃除の道具を買いに、近所のドラッグストアに立ち寄った際、本体に直接洗剤をセットして使うという一風変わったスタイルの掃除用モップを見つけた。ウェットタイプのフローリングワイパーシートは、掃除しているうちに付属のパッドが乾いてきてしまう点が不満だったのだが、これならと思って試しに購入してみた。
左上から時計回りに、専用洗剤、取り替えパッド、パッケージ、本体ヘッド部、本体パイプ部、替えキャプ
ユニチャーム「ウェーブ ピュピュッとモップ」は本体にセットした洗剤が、ヘッド部分から出るという掃除用モップだ。本体のほかに取り替えパッド、専用洗剤、替えキャップが付属する。希望小売価格はオープンプライス。Amazon.co.jpで、1,858円で購入した。
本体の全長は1,145mm。男性が使っても、かがむ必要がないくらい充分な長さだ。特徴的なのは本体の中間部分に洗剤をセットする部分が設けられているところ。ここに付属の洗剤をセットして使う。持ち手の部分も少し変わっている。持ちやすいようにカーブが付いていて、握ってちょうど人指し指にあたる部分にボタンが付いている。このボタンを押すとヘッド部分から洗剤が出てくる仕組みだ。
本体は組み立て式。といっても説明書を見なくてもわかるくらい簡単だ。部品は全て内蔵されているヒモでつながっていて、そのヒモどおりに本体を組み立てていけば難なく組み立てることができる。パイプの接続部にはボタンが付いていて、分解するときはそのボタンを押してパイプを引っ張ると簡単にパイプが外れるようになっている。
パイプの間にはヒモが通っているので組み立ては簡単だ
パイプの結合部分にはボタンが付いている。解体するときはこのボタンを押す
持ち手部分に付いているボタン。このボタンを押すとヘッド部分から洗剤が出てくる
ヘッド部分
ヘッドの結合部分。ネジが入っていて前後に動かすことが可能
ヘッドの先端部分から洗剤が出る。3つの穴から3方向に洗剤が出る
付属している洗剤はキャップを付属の専用キャップに付け替えてから本体にセットする。本体の中央部分についている洗剤セット部分に洗剤をカチッと音がするまではめ込む。あとは付属のパッドをヘッド部分にかませて、準備は終了だ。
付属の替えキャップ
付属の洗剤に替えキャップを付け替える
本体に洗剤をセットしたところ
替えパッドを広げてその上にヘッド部分を置く
パッドの四隅をヘッドにかませる
パッドをセットした状態
【動画】ヘッド部分から洗剤が飛び出す様子(WMV形式,222KB)
さっそく使ってみた。持ち手のボタンを押すと、ヘッド部分から3方向に洗剤が飛び出す。ボタンを押したままにすると洗剤も出たままになるので、自分で量を調節できる。洗剤を出したところに本体を数回動かしてみると確かにキレイになる。
自分で洗剤の量を調節することが出来るので、汚れが気になる部分は多めに、日常的に掃除する部分は少なめにと調節できるのが良い。またウェットタイプのワイパーシートでは、しばらく使っているとぞうきん掛けでいう「から拭き」になってしまうということがあったが、この製品だと、洗剤がなくなってきたら手元の操作ですぐに洗剤を足すことができるので、最後まで「濡れ拭き」のまましっかり掃除できる。
最近の掃除機はヘッド部分にブラシが内蔵されているものが多く、掃除機で「から拭き」できるものもあるが、「濡れ拭き」は直接床を拭かないとなかなかできない。「濡れ拭き」独特の「キュキュ」という音と感触を最後まで感じながら掃除ができるのは、いままでのワイパーではなかなか味わえなかったことだ。
つくりがしっかりしているので掃除をしているときのストレスがない。写真は男性が持っている様子
掃除を半分ほど終えてまず気づいたのは、身体への負担が少ないということだ。ぞうきん掛けと比べればそれは当然だが、これまで使ったことのあるワイパーとくらべても疲れが少ない。
それは、まず本体の作りがしっかりしていることがある。パッド自体も厚みがあるしっかりした作りで、汚れが気になる部分に力を入れてこするようなことをしても本体はしっかり安定している。
掃除を終えて、パッドをみるとしっかり汚れが取れていた。パッドにはイルカが海で泳いでいる様子が描かれていて、汚れが付着するとその絵が浮かび上がってくるような仕組みになっている。今回は、しっかりイルカの絵が浮かび上がってきている。これくらいの汚れが取れるならば、ぞうきん掛けの必要は全くないといっていいだろう。
左側が掃除した後の床、右側が掃除する前の床
掃除した後のマット。汚れが付くとパッドに書いてあるイルカの絵が浮かび上がるようになっている
家中のフローリングを掃除したので20畳ほどを一気に掃除したことになるのだが、パッドがよれたり、繊維が飛び出るというようなことは一切なかった。
掃除している途中に新たに洗剤を持ってきたり、パッドを取り替えたりすることは実は結構ストレスがかかる。この製品は掃除するときのそういったストレスを少しでも軽減しようと工夫されている製品だなと感じた。
今までぞうきん掛けにこだわってきた理由の1つは気持ちよさだった。確かにぞうきん掛けは疲れるし、大変な作業だ。でも掃除している、汚れが取れているというしっかりとした実感が得られて気持ちよかったのだ。この製品はぞうきん掛けの大変な部分を取り除いた気持ちよさだけをしっかり味わうことができる。徹底的に掃除しないと気がすまないキレイ好きな人には是非一度試してもらいたい製品だ。
ユニ・チャーム株式会社
http://www.unicharm.co.jp/index.html
製品情報
http://www.unicharm.co.jp/wave/product/mop/index.html
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