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富士フイルム「パワーセレクト エル LP329」

~単一/二/三のどれでも使えるフラッシュライト
Reported by 本誌:伊達 浩二

パワーセレクト エル LP329
 富士フイルムの「パワーセレクト エル LP329」は、単一/二/三乾電池のすべてに対応するフラッシュライト(懐中電灯)だ。同じ種類の乾電池が2本あれば、いつでも点灯できる。

 価格はオープンプライスで、近所のオフィス・デポで980円で購入した。Amazon.co.jpでも販売されているようだ。

 この手の懐中電灯では、ナショナルの「BF-104F」がよく知られている。BF-104Fは単一/二/三のそれぞれに電池室が設けられており、電源スイッチで切り替えて使う構造だった。最大6本の電池が格納できる大型の製品だ。

 LP329は、もうちょっと穏当な構造で、引き出し式になった電池室に電池を入れ、電源スイッチを該当の電池に合わせると点灯する。電池は常に同じ大きさのものを2本組で使用する。

 内部構造を覗いてみると、電池を入れ、電池室のフタをネジって閉める際に、電池を固定する部品が移動するようだ。電源スイッチの位置によって、電極の位置を選んでいるのだ。

 大きさは235×69×70mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を入れないときの重量は250gとなっている。大きめの製品ではあるが、単一乾電池を使う懐中電灯だと言われれば、納得できる程度の大きさには収まっている。


パッケージ
電源スイッチを電池の型に合わせると点灯する 電池室の内部。手前にボケて写っているツメのような部品が電池を押さえる。向こう側には単一/二/三のそれぞれに合わせた電極が縦に並んでいる

こちらは単一型電池をセットしたところ
単二型
単三型

 この製品は富士フイルムと提携している米Energizerの製品で、国内では富士フイルムとEnergizerのダブルブランドになっている。Energizerは米国最大級の電池メーカーで、富士フイルムにはリチウム電池をはじめとして各種の電池を供給している。言われてみれば、米国のアイデア商品っぽい曲線の多いデザインだ。

 なお、電球は一般的な2.4V-0.7Aのクリプトン球を使っている。反射板やレンズなども凝ったものではないので、電池の種類を選ばないことをのぞけば、ごく普通の家庭用懐中電灯と思ってよい。

 当然ながら、連続使用時間は電池の大きさによって変わる。単一アルカリ乾電池で12時間、単二で5.4時間、単三で1.5時間となっている。


単一電池を入れたときの重量は494g ナショナルの懐中電灯「BF-104F」(左)との大きさの比較 電球は2.4V-0.7Aのクリプトン球

 LP329は、電池の大きさを選ばず使えるという大きな特徴を持っているが、普通の懐中電灯として使っても違和感なく使える大きさの範囲だ。非常用や防災用の懐中電灯として、防災袋に入れておくのもよいし、普段使いの懐中電灯としても便利に使えるだろう。





URL
  富士フイルム株式会社
  http://www.fujifilm.co.jp/

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2007/10/25 00:01

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