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ベネトン「キッチンエコバッグ」

~デザインと実用性を兼ね備えた買い物袋
Reported by 本誌:阿部 夏子

ベネトン「キッチンエコバッグ」
 環境問題には関心があるほうだ。スーパーなどで回収されている牛乳パックも生鮮食品が入っている白いトレーも洗って、リサイクルに出している。電気も水道も無駄な使用は避けたい。ただ、無駄だなぁと思いつつもやめられないことがあった。それがスーパーのレジ袋だ。

 ここ数年、環境問題への関心の高まりもあって、スーパーのレジ袋をやめようという運動はますます盛んになってきている。レジ袋を使わない人にはスタンプカードを渡して、金券や商品と交換できるスーパーもたくさんある。スーパーでオリジナルのショッピングバックを出しているところも多い。

 それでも私はスーパーのレジ袋を使い続けてきた。それには理由がある。まず、私が買い物に行くのは会社の帰りが多いということ。行くときにはまとめ買いをすることが多く、レジ袋2~3袋を使って自宅に持ち帰ると言うことだ。

 職場に持って行くバックの中に忍ばせておける、小さくて収納力のあるショッピングバックというものがなかなかなかったのだ。いや、あることはあった。ただ、持ち歩きたいようなオシャレなショッピングバックは見つからなかった。


おしゃれなだけじゃない、考えられたショッピングバック

 ベネトンはイタリアのアパレル会社だ。イタリアらしい鮮やかな原色を使ったファッションブランドとして、日本でも人気がある。今回私が購入した「キッチンエコバッグ」も、ベネトンらしい鮮やかな原色が使われており、最初はその派手な見た目に惹かれた。

 メーカー希望小売価格は500円で、スーパーなどで売られているショッピングバックと値段はそう変わらない。ファッションブランドらしく、バリエーション豊かで、色と模様が異なるものが20種類用意されている。その中で、今回は原色が使われているもの10種類を購入した。

 製品が届いた時にまず、そのコンパクトさに驚いた。グリップに巻かれた状態の「キッチンエコバッグ」は手の中に収まってしまう。そのグリップの中に50×16×40cm(幅×奥行き×高さ)のバッグが丸められて入っている。ショッピングバックとしては小さい方にかもしれないが、なにしろ小さく収納できるので複数持ち歩くことも全く苦にならない。バッグの口部分には留め具もしっかりついている。バッグはポリエステルでできているので軽く、雨の日でも安心だ。


色が違う10種類のショッピングバックを購入した。イタリアらしい鮮やかな色遣いだ バッグの色を生かして、透明なフィルムで包装されている 包装を外した状態。グリップの中にショッピングバッグが折りたたまれている

中に入っている、ショッピングバックとグリップの色はそれぞれ異なっている。複数所有していても飽きることがなさそうだ 手の平にすっぽり収まってしまうサイズ グリップの留め具部分。中のバッグの色と、留め具の周りの色が合わせてある

 バッグを丸めているグリップは、収納時にバッグを止める以外にも色々な使い方ができる優れものだ。まず、持ち手をグリップに巻いて長さを調節するのに使える。グリップを巻くことで、重い物を購入したときも持ち手が肩や手に食い込むことを防いでくれる。そして、なにより感動したのが、このグリップに磁石が内蔵されていることだ。買い物してきた食品を冷蔵庫に入れたあと、グリップでバッグをまとめてそのまま冷蔵庫に貼っておくことができる。

 この手の小さく収納できるバッグで多いのが、「元のように丸めることができない」モノだ。せっかく小さくできるバックを購入しても、たたみ方や、丸め方にコツが必要だったりして、使わなくなってしまうことも多い。その点このバッグはステッチがついていてステッチ通りにたたむと簡単に小さくすることができる。


グリップを広げたところ。丸穴で長さを調節できる 留め具の出っ張った部分を丸穴に入れる 留め具の真ん中の金属部分が、磁石になっている

バッグを広げたところ。ステッチが付いている。ステッチ通りにたたむと元の大きさになり、簡単にグリップで丸めることができる ステッチの幅とグリップの幅は同じ長さになっている バッグを使うときはグリップを持ち手に巻いて使う

使い勝手も良い

 仕事用のバッグに2つ「キッチンエコバッグ」を忍ばせて、仕事帰りに買い物に出かけてみた。とにかく軽いので、エコバッグを入れて来たことすら忘れてしまう。

 スーパーに行って、いつも通り買い物をする。なにしろ週に1~2度しか、買い物に来ないのでいつも量が多くなってしまう。必ず買うのが、1Lの紙パック牛乳、350mlの缶ビール6本パック、卵、納豆、グレープフルーツ、ウィンナーなど。寂しいOLの日常生活がばれてしまうのでこの辺にしておくが、重さ、量ともにかなりのものだ。入りきるのか少し不安になりながらもレジに向かう。レジで会計の時に「袋は入りません」というと、早速レジ袋減少キャンペーンのスタンプカードをもらった。

 特に不安に感じていた、ビール6缶パックもすっぽりと収まってしまった。耐荷重は10kgなので、普通の買い物ならば問題ないが、買い置きの補充などで重いものばかり買う時は注意したい。グリップを持ち手に巻き付けて帰宅する。

 これまでは自宅まで帰る間に、手や腕にレジ袋の跡がついてしまっていた。だが、グリップを持ち手に巻き付けると、今までの様に赤く跡が付くことはなかった。


買った物を入れたところ。見た目よりたくさんの物が入るのは、マチが付いているおかげだ 持ち手部分にグリップを巻いているので、肩にかけても赤く跡がつくようなことはなかった

1袋に入る量の目安。耐荷重は10kg 使用後は、冷蔵庫にそのまま貼り付けることができる

 当初は、ファッションブランドが出しているショッピングバッグなので、見た目重視なで作られているのだろうなと思っていたのだが、このバッグは使う側の視点に立って作られており、使いやすい工夫がたくさん施されている。

 押し売りのエコは私も苦手だが、このバッグなら、かわいいからという理由でエコを始められる。使い勝手も良い、長く使い続けられそうな優秀なショッピングバッグを見つけることができたと思っている。





URL
  ベネトン ジャパン株式会社
  http://www.benetton.co.jp/index.html
  製品情報
  http://www.benetton.co.jp/whatsnew/2007_04/index3.html



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2007/09/20 00:01

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