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やじうまミニレビュー
ハリオ「レンジde煮出し健康茶器」

~健康茶や中国茶も電子レンジで簡単に
Reported by 安部 陽子

ハリオ「レンジde煮出し健康茶器」
 お茶が好きで、珍しい茶葉を見るとつい買ってしまう。我が家にはいろいろな種類の茶葉があるのだが、日常的に飲むのは冷蔵庫に作り置きしてある麦茶だったりする。というのもヤカンにお湯を沸かして、急須に茶葉を入れて、蒸らして、というお茶を淹れるための一連の作業がどうしても面倒くさいからだ。特に煮出しに時間がかかる健康茶や中国茶はなおさらだ。

 かといって、このままではせっかく買った茶葉がもったいないので、電子レンジだけでお茶を淹れることができる、ハリオ「レンジde煮出し健康茶器」を購入した。楽天市場で1,260円(送料別)だった。


電子レンジで水から沸かし、お茶を煮出す

 この「レンジde煮出し健康茶器」は、水にお茶の葉を入れ、電子レンジで温めてお茶を煮出すものだ。

 一見、コーヒーサーバーのような形だが、コーヒーサーバーよりもひと周りほど大い。約14×14×16cm(幅×奥行き×高さ)で、一度につくれるお茶の量は最大で1,000mlである。


外箱
大きさは、約14×14×16cm(幅×奥行き×高さ) 上フタと下フタの二重構造のフタ

下フタは茶こしになっている
上フタと下フタを合わせて使う
容器の口は約12cm、コーヒードリッパーはのせられない

 フタは二重構造になっていて、上フタと下フタを合わせて使う。下フタが茶こしになっているので、お茶を煮出してそのままカップに注いでも、お茶の葉がカップに入ることはない。また、吹きこぼれも防止している。容器の口の部分は、12cmと広く、容器の中に手を入れて洗うことができる。

 容器は、耐熱ガラスいるが、電子レンジ専用なので、コンロの直火やオーブンには使用できない。

 使い方は簡単だ。お茶の葉と水を入れて、電子レンジで温める。加熱する時間の目安は、10~13分だ。1,000mlの水が約10分ほどで沸騰し、さらに1~3分で煮出せば出来上がりだ。吹きこぼれる心配があるので、加熱は15分以内にする。

 電子レンジの庫内の高さが17cm未満だと、この機種は入らない。また、容器の口がコーヒーのドリッパーよりも広く、コーヒーサーバーにはできないので注意したい。


10分ほどで、しっかり煮出せる

 さっそく使ってみる。お茶の葉は、煮出してから飲む中国茶を選んだ。

 水1,000mlに適量のお茶の葉を入れ、10分ほど電子レンジで温めれば出来上がりだ。様子を調べるために、5分後に一度、取り出してみた。最初は沈んでいたお茶の葉が水面に浮き、葉の形もだいぶ開いている。水も少し色づいてきた。さらに温めると、お湯が沸騰し容器の中でお茶の葉がジャンピングしはじめる。


水にお茶の葉をいれる
電子レンジで5分加熱した様子。葉が少し開いている さらに5分後、できあがり。しっかり葉が開き、煮出しできている

注ぐと、お茶の葉は茶こしで止まる 【動画】
パックの中のお茶がジャンピングする様子(WMV形式,230KB)

 10分後、電子レンジから取り出して見ると、お茶の葉は完全に開き、中国茶の香りが漂う。色味も普通にヤカンで煮だした時と変わらない。飲んでみると味もしっかりでている。急須で中国茶を入れた時よりも深みのある味だ。

 次に、パックに入ったお茶の葉でやってみる。今度も10分温める。茶葉を直接入れたときと同様、パックの中でも茶葉がジャンピングしているのがわかる。今回も味は良く出ていた。

 急須を使ってお茶を淹れるときに、茶葉が出てきてしまっていることがよくある。今回もそれが不安だったが、コップに注いでも葉が茶こしをすり抜けてコップに出ることはなかった。

 1つだけ注意したいのは電子レンジから取り出す時だ。容器の取っ手とフタが熱くなっている。取り出す時にはフキンや、鍋つかみなどを使うことをお勧めする。


安全で手軽な茶器

 茶器として、1回で1,000mlという量が私にはちょうど良かった。コップで3~5杯分なので、1人だったら一度に1日分の量を煮出すことができる。大きさが手頃なので、そのまま冷蔵庫に入れることができるので便利だ。


野生苦丁茶。お茶の葉っぱから煮出した様子 グァバ茶。パックの中に葉が入っている 山査子茶。山査子の実のお茶。葉ではないお茶も煮出しできる

 コンロでお湯を沸かしても10分程度でできるので、時間を短縮するための道具ではない。電子レンジだけで手軽に、より安全に茶を煮出すものといえるだろう。一人暮らしのお年寄りにもお勧めできる手軽な茶器だ。





URL
  ハリオグラス株式会社
  http://www.hario.com/

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2007/09/10 00:04

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