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三洋電機「シェーバー用洗浄剤 SVP-C100」

~水に溶かした泡で電気カミソリの刃を洗う
Reported by 本誌:伊達 浩二

シェーバー洗浄剤 SVP-C100
 シェーバー(電気カミソリ)を使おうとして、顔に近づけたときに、特有の臭いに悩まされることがある。

 この臭いを防ぐために、水洗い可能なシェーバー用の洗浄剤を紹介したことがあるが、今日は水洗いできないシェーバーでも使用できる洗浄剤を紹介しよう。

 今回紹介するのは、三洋電機の「シェーバー用洗浄剤 SVP-C100」だ。メーカー希望小売価格は1,733円で、ヨドバシカメラでの購入価格は1,380円だった。

 この製品の面白いところは、洗浄剤を水に溶かして使うことだ。溶かした液に、シェーバーの内刃と外刃を入れてしまう。成分は違うものの、入れ歯の洗浄剤のような使い方だ。

 パッケージには、洗浄剤が20錠、専用の洗浄ケース、シェーバーオイルが入っている。

 洗浄剤の成分は、炭酸塩、有機酸、界面活性剤とされている。洗浄ケースは大げさなものではなく、薄いプラスチック素材のコップだ。シェーバーオイルは洗浄後に外刃に付けるもので、プッシュ式のスプレー缶になっている。

 なお、洗浄剤のみの補充用パッケージが「SVP-C20」として用意されている。こちらのメーカー希望小売価格は630円で、ヨドバシでの購入価格は504円だ。


専用の洗浄ケースに洗浄剤を入れて使用する 洗浄後に外刃に付けるシェーバーオイル 洗浄剤だけが20個セットになった補充用パッケージ「SVP-C20」も用意されている。

 実際に使ってみよう。まず、コップに洗浄剤を入れる。コップの底に凹みがあるので、そこにはめると、うまく固定できる。

 次に、コップにシェーバーから外した内刃と外刃を入れる。もちろん、シェーバーごと入れてはいけない。

 続いて、刻まれている規定量の線まで水を入れる。水の量は180ccだ。すると、かなりの勢いで発泡が始まる。まるっきり、入れ歯洗浄剤のテレビCMそのものの眺めだ。

 発泡は2~3分で終了するが、そのまま10分間放置しておく。とても汚れている場合は、しばらく放置しておいても良い。

 なお、内刃と外刃を取り出すときは、洗面台に落とさないように手で受けるようにした方がいい。取り出した刃は、水道水ですすぎをし、水気をよく拭き取ってから、シェーバーに組み付ける。

 シェーバーの外刃に、シェーバーオイルを吹き付けて、作業は終了だ。


洗浄ケースの底の凹み部分に、洗浄剤をセットする
次に内刃と外刃を入れる

カップ内の目盛りまで水を入れると、発泡が始まる 発泡は2~3分で終わるが、そのまま10分間放置する

 実際に使ってみると、内刃と外刃はかなりきれいになる。洗いにくい外刃の裏側や内刃の刃の間などの光沢も戻っており、効果が感じられる。

 ただし、シェーバー本体を洗えるわけではないので、そちらに臭いが残っており、新品と同じというわけではない。とはいえ、シェーバーオイルに香料が含まれていることもあって、さっぱりとした印象は得られる。

 シェーバーは、その性質上、ヒゲと皮脂の臭いが付きやすく、使用する際に、特有の臭いに悩まされることが多い。

 その対策として、最上位機種では自動洗浄機能の標準装備化が進んでいる。しかし、中級機以下には、まだ洗浄機能は普及していないし、携帯用途では、洗浄機能を持ったベースユニットを持ち歩くことは難しい。

 前回紹介した、ナショナルの「シェーバークリーニング液 ES004」や、今回紹介した三洋電機の「シェーバー洗浄剤 SVP-C100」は、自動洗浄機能ほどの効果を挙げることはできないが、簡単に使用できることと、使用感を改善できることに意味がある。少なくとも、シェーバー付属のブラシでヒゲを除去するだけに比べれば、大幅に臭いは少なくなる。

 ヒゲを剃ることは、毎日の儀式であるだけに、自分の持っている機種の特性に合わせて洗浄剤を用意して、快適なシェービングを心がけたい。





URL
  三洋電機株式会社
  http://www.sanyo.co.jp/
  製品情報
  http://www.e-life-sanyo.com/products/svp/SVP-C20/index.html

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ナショナル「シェーバークリーニング液 ES004」(2007/04/13)




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2007/05/29 00:00

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