対応OSなどは明らかにされていないが、筆者はWindows XP SP2とThink Pad T60(Core Duo T2400、メモリ1.5GB)と、Windows Vista UltimateとEndevor Pro4000(Core 2 Duo E6600、メモリ2GB)での動作を確認している。ただしVistaでは、初回起動時にUAC(ユーザーアカウント制御)をOFFにしないと起動しない。UACがONになっていると、必要なライブラリファイルをコピーできないようだ。その後はUACをONにしても、起動するようになる。UACのON、OFFにはPCの再起動を伴うので、初回だけとはいえ面倒ではある。
シンプルビューワーのダイアログボックスにはマイドキュメントなどのフォルダが表示されない
CFのデータは、PCにフォルダを作って、その中にコピーするように、と説明されている。このとき、XPなどでは「マイドキュメント」の中にWitnessのデータをコピーしないようにしたほうがいい。CドライブやそのほかのドライブのルートにWitnessのデータ用のフォルダを作成し、その中にコピーしておこう。なぜならシンプルビューワーでファイルを開くためのダイアログボックスは、一般的なWindows用ソフトウェアと違ってマイドキュメントなどの特殊フォルダを表示してくれない。「CドライブのDocuments and Settingsフォルダの中の自分のフォルダの中のMy Documents」、といったようにわかりにくフォルダをたどらなければ、マイドキュメントフォルダに行き着けないのだ。タスクリストに表示されなかったり、まるでWindows 3.1用のアプリケーションみたいだが、なるほどシンプルなビューワーである。