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家電製品ミニレビュー
ナショナル「ダイヤルタイマー WH3211WP」

~操作が簡単で応用範囲の広い3時間タイマー
Reported by 本誌:伊達 浩二

「ダイヤルタイマー WH3211WP」
 「電源を入れたら、必ず切る」というのは当たり前のことだが、できる人とできない人がいる。もちろん私はできない方だ。

 たとえば、部屋の照明は点けっぱなし、暖房の電源も入れっぱなしで外出してしまい、家人に注意されることも多い。

 今年の冬は、足を暖めるホットマットを机の下に導入したのだが、ちょっと机を離れて寝てしまうことが多く、ほぼ毎日24時間電源が入りっぱなしという状態だった。最初は自分で注意していたのだが、諦めて導入したのが、今回のダイヤルタイマーだ。

 買ったのは、ナショナル(松下電器産業)の「WH3211WP」というタイマーで、価格はオープンプライス、ヨドバシカメラでの購入価格は2,860円だった。


タイマーの先に1mの電源コードが付いている プラグは180度曲がる

タイマーは最大3時間40分まで設定できる
 ナショナルのダイヤルタイマーには、6通りのバリエーションがある。まず、コンセントに直付けするものと、1mの電源コードがついているものがある。また、設定時間が3時間型と11時間型がある。最後に、本体色は白と黒がある。

 WH3211WPは、電源コード付の3時間型で、白色の製品だ。コード付にしたのは、コンセントの位置が遠く、ダイヤルに手が届きにくいためだ。また、3時間型にしたのは、メモリも見ずにダイヤルをめいっぱい回すようなラフな使い方をするので、短めの方が省エネになるからだ。色は部屋が白っぽいので目立ちにくいようにという考えだ。

 使い方は簡単で、本機を電気製品とコンセントの間に接続する。時間の設定はダイヤルで行ない、3時間型では3時間40分まで設定できる。目盛りは5分単位なので、あまり細かい設定はできない。設定時間になると「切」または「入」のどちらかの動作が行なわれる。

 今回の場合は、ホットマットの電源スイッチは入れっぱなしにして、電源を入れるときはタイマーで操作するようにした。ダイヤルをぐいっと廻せば電源が入り、適当な時間に電源が切れるわけだ。


本体背面に電源周波数の切換えスイッチがある。初期設定は60Hz
 以上のように使い方は簡単だが、いくつか注意点がある。

 まず、タイマーは電源周波数をもとに時間を計っているのだが、出荷時の設定は60Hzになっている。関東地方で使用する場合は、まず最初に50Hzに設定しておこう。

 また、20分以内に設定するときは、いったん20分以上にダイヤルを回してから、ゆっくり戻して設定する。昔の電子レンジなどでよくあった懐かしい仕様だ。

 設定できる時間は1回だけ、接続できる電気器具は1台だけだ。ダイヤルタイマーの出口側のコンセントは3つ穴になっている。電気器具を接続するときは、時間が来たら「切」にするときは左と中央の穴に、「入」にするときは中央と右の穴にプラグを入れるようになっている。


設定時間にOFFにするときは、左と中央にプラグを挿す 設定時間にONの時は中央と右に挿す

使用例
 最後に気をつけておきたいのは、タイマーが対応している電源容量が、電気製品によってかなり異なることだ。これは、起動時に大きな電流が流れる場合があるからだと説明されている。まずヒーター(抵抗)を用いた暖房器具などは1,500W以下、TV/オーディオなどトランスを用いた製品は800W以下、扇風機などのようにモーターを用いたものは320W以下、白熱灯は600W以下、蛍光灯は100W以下だ。なお、エアコンには使用できない。

 というわけで、文章で説明すると長くなってしまうが、最初に設定と器具の確認だけしておけば、あとはダイヤルを回す以外の操作はいらない。

 暖房器具以外にも、扇風機やサーキュレーター、クリップライトなど電源スイッチを切り忘れる器具は多い。どの家でも1つぐらいは該当する器具があるので、応用範囲は広いと思う。操作が簡単で、省エネ効果が高い器具として推薦する。





URL
  ナショナル
  http://national.jp/
  製品情報
  http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=WH3211WP

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2007/04/02 00:01

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