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やじうまミニレビュー
PETZL「e+LITE(イーライト)」

~小型で明るいアウトドア用LEDライト
Reported by スタパ齋藤

 家電Watch編集部から「貴様はLEDが好きであろうし、身体に装着するタイプのライトも好きであろー」という謎のメールとともに、各種LEDライトが送られてきた。

 おっ、小型の白色LEDライトですな。どれどれ。む、コレなんかは釣りに良さそう、こっちはウォーキング用? イロイロあるが、やっぱ最近はライトと言えば光源がLEDなんですな。

 ともあれザッと見ていくと、まずは定番のヘッドランプ型。伸縮バンドで頭に装着して使うヤツですな。このタイプ、両手が使えるようになるので、釣りやキャンプ、あるいは登山なんかに使う人が多いですな。モノとしてはナショナルの「ワイドパワーLEDヘッドランプ BF-268P」。白色LEDが明るく、小型軽量、しかも防滴。

 次はウォーキング用ライト、らしい。モノはナショナルの「ワイドパワーLEDウォーキングライト BF-435P」。腰のベルトに装着して使うんでしょうな。暗い時間帯のウォーキングで、足下を照らすという。これも防滴。

 ちょいと風変わりなフレキシブルライトもあった。ナショナルの「LEDフレキシブルライト BF-430P」。平らなところに立てても、胸ポケットに入れても使えるようで、キャンプ等アウトドアユースに限らず、なんかイロイロと使えそう。


ナショナルの「ワイドパワーLEDヘッドランプ BF-268P」。伸縮性のベルトで頭部に装着して使うタイプのヘッドランプ。ランプ部の照射角度を縦方向90度の範囲で調節できる。スイッチを押すと光量を3段階で調節可能。防滴なので雨中でも使用可能。オープン価格。Amazon.co.jpでの価格は2,901円 ナショナル「ワイドパワーLEDウォーキングライト BF-435P」。本体背面のクリップを使ってベルトに装着して使う。腰のベルトに付けるのがフツーなんでしょうな。ライトヘッドを開くと自動点灯する。これも防滴で、雨中でも使えるオープン価格。Amazon.co.jpでの価格は2,542円 ナショナル「LEDフレキシブルライト BF-430P」。ライト部はフレキシブルで、光の方向を変えられる。フレームを広げて直立させても、胸ポケットに留めても使える。胸ポケットに入れる場合は、本体前面のクリップ部がポケット前側に出ようにする(本体やフレームはポケット内)。オープン価格。Amazon.co.jpでの価格は3,370円

 だがしかし、これらはどれも、俺の用途には向かない感じ。何しろこの時期の拙者と来たら釣りのことばっかり考えているのであって、釣りにはコレでしょ!! という最近の俺的フェイバリット定番ライトがあるのダ!! うひひ。コレ、かなりイイすよ。


PETZLの予備ライトことイーライト

e+LITE(イーライト)本体。主要なライトはLED3灯式で、電源はCR2032(リチウム電池)×2個。ライト部は水深1mまでの防水仕様だ
 俺がヒッジョーに気に入っているアウトドア向けライトは、仏PETZL(ペツル)イーライト(e+LITE)である。

 これ、たまたまアウトドアショップをウロついてたら見つけたもので、イジってたら、こここ!! これは非常に便利に違ぇねェ!! ってコトで衝動買いしたものである。

 PETZL社は本格的な登山~クライミング方面ツールを出してるメーカーだそうで、このイーライト以外にも超マジ本格的なヘッドランプを多々発売している。氷の世界のサバイバルで使うヤツとか洞窟探検で使うのとかイロイロ。そんな製品群の中で、このイーライトは“緊急用”という位置付けのようだ。万が一にメインのライトが使えなくなった時のための予備用、といった感じ。

 なので、通常は使わないのである。小さな専用ケースの中にしまっておくのである。これをベルトかなんかに通し、活動中いつでも取り出せるよう装着・準備しておくのである。

 が、そこらに釣り行くとか、オートキャンプするとか、暗い中で写真撮るとか(もちろん手元照明用ですけど)、そういうコトする一般人にとってはイーライトが何かと便利な常用ライトとして役立つだろう。何しろコレ、非常に小さいので、軽いし、邪魔にならない。また、ヘッドランプとしてもクリップライトとしても使える。


イーライトに付属する専用ケース。背部にはベルト通し穴があり、バックパック等のストラップに装着することができる 収納時の状態。外側に見える黒い帯はラバーバンド。不意にケースが開いてしまうことはない ケース内に収納されていたイーライト本体と、ヘッドランプとして使うときの伸縮バンド

イーライト本体はこーんなに小さい!! 左下は単4形アルカリ電池なのだ イーライトをヘッドランプとして使ったときのイメージ クリップライトとして帽子のつばやシャツのポケット等に装着することもできる

チョイ使いには十分な性能

 ライトとしての機能もイケてる。LEDライト×3灯および赤色LED×1灯を内蔵しているが、まず、メインとなるLEDライト3灯がかなり明るい───明るさ切り替えは2段階(エコノミーと最大)で、使い始めは最大19mまで照射可能とある。明るさを最大にしていると直視できないくらい(光束16ルーメン)だ。ただし電源がCR2032(リチウム電池)×2個のため、使い始めから30分で最大照射距離が12m、10時間後には5m、30時間後には3mと、照射能力が落ちる。

 詳しくは取扱説明書(←PDFファイルですヨ)を見て欲しいが、実際に夕暮れ~日暮れ間際の釣り場とかで使うと、細い糸を結んだり暗めの川辺を歩いたりするにも実用的な光量が得られる。ま、真っ暗になるまで徹底的にアウトドアしてるユーザーは、別途さらに明るくバッテリー持続時間の長いハンドライト等が必須だと思う。が、ライトなアウトドア野郎にとってのイーライトは十分にメインライトとなる“使いで”がある。

 それから、実際はあまり使わないが、ライトの発光モードがいくつか用意されている。前述の白色LED3灯の明るさを2段階に変えるモードに加え、白色LED3灯を点滅させるモード、赤色LED1灯を点滅させるモード、赤色LED1灯を点灯し続けるモードが使える。モード切替は本体の赤いレバー操作で行なう。


電源オフの状態。赤いレバーで電源のON/OFF、動作モードを変更する
ノーマル発光時。この状態でもけっこー明るいヨ!!
赤色LEDを常時点灯させた状態

 赤色LED等の点滅モードは、例えばキャンプサイトでテントの位置を示したり、背中や帽子にイーライトを装着して自分の位置を他者に知らせるために使えると思う。ただ、そこまで考える本格派の人は、イーライトをホントの緊急用ライトとして装備に忍ばせるんでしょうな。

 ともあれ、朝まずめ夕まずめのフィッシングにはモッテコイのサイズ・性能・使用感のイーライト。防水ってトコロも便利だが、実はコレ、高性能&比較的に本格派なのにわりあい安価である点も嬉しい。メーカー希望小売価格で3,832円ですな。





URL
  PETZL(英文)
  http://www.alteria.co.jp/
  株式会社アルテリア(輸入代理店)
  http://www.alteria.co.jp/
  製品情報
  http://www.alteria.co.jp/frame/contents/products/Headlamp/LED/E02P.htm

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2007/03/16 00:00

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