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アイシーストックジャパン「ビッグシェイカー」

~強力な振動で起こす目覚まし時計
Reported by 本誌:正藤 慶一

アイシーストックジャパン「ビッグシェイカー」
 私が使っている目覚まし時計は、もう8年も使い続けている。そのため最近はアラーム音に慣れてしまい、鳴っていても起きられないことがたまにあったりする。おかげで先日、友人との待ち合わせ時間に遅れてしまった。

 これではいけない。何か強力な目覚まし時計はないか…と思い、ネットを探していたところ、「ビッグシェイカー」という商品があった。販売しているサイトでは「バイブで起こす目覚まし時計!」と謳っており、丸形のバイブが揺れている画像が掲載されている。見たところ、かなり強力そうに見えたので、これを使ってみることに決めた。楽天市場での購入価格は8,190円だった。

 到着したパッケージには、英語で「Shake'n Wake Alarm Clock」、中国語と思われる文字で「附振動器閙鐘」と書かれていた。見るからに輸入品だが、その文面を見るかぎり、どちらも「振動する目覚まし時計」ということを謳っているのはわかる。パッケージにはメーカーの名前が書かれていなかったが、説明書には「総輸入元:株式会社アイシーストックジャパン」とあった。

 取り出した本体は、横に長細い形状をしており、サイズは、110×200×73mm(幅×奥行×高さ)。正面部は面の半分以上が液晶となっており、ここに「12:00」といった感じで時刻が表示される。電源は、本体に付属するACアダプターを使用するが、停電時などの際にいったん電源が切れると、それまで設定していた時刻がすべて消えてしまう。そのため、本体内に9V乾電池をセットすることで、時間を記憶させられるが、乾電池だけの使用だと、電池の消費を抑えるためなのか、時刻が表示されない。ちなみにアラーム機能は、電池だけでもちゃんと動作する。


パッケージには英語と中国語が並ぶ
本体正面
側面

電源はACアダプターを使用する
9V型の乾電池がセットできるが、ACアダプターの電源供給がなければ、時刻は表示されない

 ACアダプターを使って本体とコンセントをつなげると、前面に赤い光で、初期状態の「12:00」が点滅し始めた(購入時に緑字の機種が選べるショップもある)。15×4cm(横×縦)の液晶に、“これでもか”といわんばかりに大きく数字が表示されている。表示は「時」「秒」のみで、「秒」はない。時刻の表示の強さは、操作部の「DIMMER」ボタンを「Hi/Lo」に切り替えられる。就寝時の暗い部屋なら、「Lo」でも十分時刻を確認できる。

 時刻の設定には、「SET CLOCK」ボタンを押しながら、「HOUR」「MIN」ボタンを押すことで、それぞれ「時」と「分」を設定する。アラーム時間を設定する際には、「SET CLOCK」ボタンの左隣の「SET ALARM」ボタンを押しながら、同様に設定する。ちなみに、24時間表示ではなく、12時間表示なので、午前と午後を見分けるには、表示部左上の「AM/PM」のどちらにランプが付いているかを確認する必要がある。


時刻は液晶に赤く表示される
アラームをセットすると、本体上部のスヌーズボタンが光る 時刻やアラーム時間などを設定する操作パネル

【動画】こちらがバイブ部。その振動はかなり強力(WMV形式、約1.8MB)
 さて肝心のバイブは、円盤のような形状をしている。サイズは90×20mm(直径×高さ)で、材質はプラスチック。重量は86gと軽い。先端にプラグを備えたコードが付いており、プラグを本体背部に差し込んで、前面の操作部にある「MODE」スイッチを「SHAKER」にセットすれば、指定した時間にバイブが振動するというわけだ。なお、スイッチを「AUDIO」「OFF」にセットすると、それぞれ「音でアラームを鳴らす」「アラーム機能を使用しない」となる。

 では使用してみよう。説明書には「作動振動は強力ですので、直接体には当てずに枕などの下に入れてご使用ください」とあったので、指示通り枕の下にバイブをセット。寝てみると、頭にバイブの感触がすることもなかった。アラームを翌朝にセットし、寝ることにする。アラームがセットされていると右下に「.(ドット)」が表示され、また「SET ALARM」ボタンを押せば、液晶がアラーム時間の表示に切り替り、設定されているかどうかを確認できる。

 翌朝は、延髄が「ズゥゥーン」としびれるような感覚で目が覚めた。携帯電話のバイブ機能とは比べものにならないほどの強力な振動だ。すぐにスイッチを切り替えバイブを停止。ちょっと強力すぎる気がしないでもないが、おかげで指定した時間に、ぴったりと起きることできた。振動パターンは、2分50秒動き、その後2分50秒休み、2分50秒動き……の1パターンしかないが、これだけで十分強力だ。バイブを停止する際は、本体上部のスヌーズボタンを使うか、アラームの操作部スイッチを「OFF」に合わせる。スヌーズ機能は、ボタンを押した9分後に、アラームが再開される設定となっている。

 ちなみに、音のアラーム機能は「ブーッ、ブーッ」というビープ音が、1秒おきに断続的に鳴るというもの。本体左右のツマミで、ボリュームと音の高低を調節できる。音を高めに設定すれば、何かしらの警告音のようにも聞こえるので、それなりに効果がありそうだ。ただし、バイブ機能と同時に使えない。併用すれば、かなり効果がありそうだが、それだけバイブ機能に自信を持っていることかもしれない。


【動画】机の上でバイブを動かすと、勢いよく跳ねる(WMV形式、約896KB) 【動画】バイブは枕の下に置いて使用する(WMV形式、約896KB) 【動画】音によるアラーム機能も搭載している。本体左右のダイヤルで、音の大小と高低を調節できる(WMV形式、約1.6MB)

 使ってみて分かったのだが、就寝中に寝返りを打って、枕から頭が離れた場合は、バイブの効果が薄れてしまう。それでも、振動音や床を伝った振動に気づいて起きられるのだが、寝相が悪い人は、延髄に響くあの強烈な感触ほどの効果は得られないかもしれない。その一方で、一般的な目覚まし時計と違って、アラームがけたたましく鳴ることもないので、同居人や近隣住民に迷惑にならないという利点もある。

 これを使って以降は、以前使っていた目覚まし時計ではなまぬるく感じてしまう。欠点は多いが、目覚まし時計のパワーに物足りなさを感じている人は、是非一度試してみてほしい。





URL
  株式会社アイシーストックジャパン
  http://www.icstock.jp/



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2007/02/22 00:00

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