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家電ミニレビュー
テスコム「TFD95」

~3,000円台で買えるふとん乾燥機
Reported by 本誌:伊達 浩二

テスコム「TFD95」。白とオレンジのツートンカラー。比較用のCDと比べると大きいことがよくわかる
 私の部屋は東側にしか窓がなく、午後になると日光が入らなくなってしまう。

 ふとんを干すときは、遠いベランダまで引きずっていくしかないので、ほとんど干す機会がない。結局、ペッタリとしたふとんで寝る羽目になってしまう。

 ふとん乾燥機は以前に買ったことはあるのだが、取り出してセットするのと、使ったあとに片付けるのが面倒で、ほとんど使わなかった。たしか、引っ越しの際に処分してしまったと思う。

 今回は、できるだけシンプルで、片付けが簡単そうな機種を選ぶことにした。それがテスコムの「TFD95」だ。

 希望小売価格は10,500円だが、楽天市場での購入価格は3,500円だった。特にここが安いわけではなく、多くのショップで3,000円台で販売されている。通販カタログの、“よりどり3点で1万円”という企画の常連でもある。


本体正面
側面は、ほぼ円形のデザイン

夏用と冬用に分かれたタイマー設定
 本体は円形をベースにしたデザインで、ロールケーキを切ったような形をしている。サイズは310×166×284mm(幅×奥行き×高さ)なので、LPレコードやレーザーディスクを立てたぐらいの大きさだ。重量は2.6kgと、見かけよりも軽い。本体には手提げ用のハンドルもついている。

 本体の上部にスライドシャッターがあり、ここに蛇腹のホースと電源ケーブル、ふとんに挟むためのエアマットが収納されている。

 操作はタイマーダイヤル1つだけとシンプルだ。ダイヤルは右半分に夏用、左半分に冬用の目盛りが刻まれている。このダイヤルを「あたため」「羽毛・羊毛」「綿」「ダニ」などの目盛りに合わせて回すと、運転が始まる。「あたため」は、冬のみの設定で就寝前にふとんを暖めておくための設定だ。

 このタイマーは60Hz地域用になっていて、説明書には「50Hz地域でお使いの場合は目盛を少し短めに合わせるとよいでしょう」と書かれている。本機の割り切り方がよく表われている部分だと思う。

 ちなみに、冬モードは運転開始から終了まですべて温風が吹き出し、夏モードは最後の30分だけ温風ではなく送風になってふとんの熱気を取り除くようになっている。

 本体の色はホワイトのみで、オレンジ色のスライドシャッターやタイマーダイヤルがアクセントになっている。


 では、実際に使ってみよう。

 まず、スライドシャッターを開け、エアマットを取り出して、掛け布団と敷き布団の間に挟む。次に、エアマットに蛇腹ホースをつなぎ、電源ケーブルをコンセントに差せば、準備は終了だ。タイマーは冬モードの綿に設定した。時間は60Hzで約80分とされている。

 ヒーターが500Wと小さめなので、ちょっと心配だったのだが、ふとんは暖かく柔らかい状態になっていた。とくに、エアマットが大きめなうえに温風が周囲の部分から吹き出すようになっているのが有効だ。セミダブルの寝具で試してみたが、十分に温風が行き渡っていた。

 片付けは、ホースの蛇腹をたたみ、ACケーブルとたたんだエアマットを収納すれば終了だ。この製品の収納部分は余裕があるので、エアマットはいいかげんに畳んだ状態でも、スライドシャッターが閉まる状態でさえあれば収納できる。

 本機は、価格が安く、ふとん乾燥以外の機能もない。しかし、広い収納部分や、大きめのふとんにも対応できるエアマットなど、基本的な部分がよく考えられていて使いやすい。

 とりあえず、あまりふとんを干していないなぁと思い当たるような人に、最初の1台としてお勧めしたい。


スライドシャッターを開けるとホースやエアマットが見える ホースは蛇腹になっており、かなり伸びる。マットはこれぐらいラフに畳んでもしまえる

スライドシャッターの中はかなり広い。一番奥から電源コードが伸びている 動作中の様子。ホースは長めで、使いやすい

セミダブルのふとんにエアマットを敷いた状態。マットには裏表がわかりやすいようにタグが付いている




URL
  株式会社テスコム
  http://www.tescom-japan.co.jp/
  製品情報
  http://www.tescom-japan.co.jp/products/living/bedding_drying_machine/index.html



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2007/02/01 00:00

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