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ワッツ・インターナショナル「インスタント・ヌードル・タイマー」

~カップ麺の出来上がりを知らせるタイマー
Reported by 本誌:正藤 慶一

インスタント・ヌードル・タイマー
 Impress Watchに入社して数カ月。ニュースを書き、コラムを書き、取材に行き、写真を撮り、帰ってきてまたニュースを書き……とにかく、忙しい毎日を送っている。タスクが多数重なる時には、外に出て食事に行く暇がないほどだ。

 そんなわけで、わざわざ外に出ずとも、お湯を入れるだけで作れるカップラーメンを食べる機会がとにかく多い。コンビニ弁当とは違い、長期保存もできるので、食べたくなければ机の中にしまっておけばいい。仕事をするうえで、もはやパソコンと並ぶ必需品と言っても過言ではないだろう。

 ただ、執筆に熱中するあまり、3分が過ぎてしまうことがよくある。そこで、カウントダウン式のタイマーが欲しいのだが、ここで普通のものを買っても仕方がない。どうせなら、コラムのネタになるような、おもしろいものを購入しようじゃないか。

 そこで購入したのが、その名も「インスタント・ヌードル・タイマー」という商品だ。簡単に言ってしまえば、3分を計るタイマーなのだが、カセットコンロを模した外見がかわいらしく、気に入った。ワッツ・インターナショナルという会社が販売する商品で、楽天市場での購入価格は1,260円だった。

 本体サイズは135×115×35mm(幅×奥行×高さ)と、片手で持てるほどのミニサイズで、一般的なカセットコンロの1/4ほどといったところか。“コンロ”に当たる部分は銀色で、その周りの本体カラーは黒・白・赤・青の4種類がある。電源は単四乾電池を2本使用し、“ガスボンベ”を入れる場所に電池が入るようになっている。ちなみにパッケージには、テスト用として電池が1組同梱される。


パッケージ。本体はコンロを模したデザインとなっている 「調理器具ではありません」の但し書きが書いてある
面積はCDとさほど変わらない

カラーバリエーションには、写真の青・黒に加え、赤・白の全4種類がある 電池は“ガスボンベ”を入れる場所に挿入する

 計測時間は3分/4分に対応しており、“コンロのスイッチ”に当たる部分をひねることで選択する。それ以外の時間には設定できない。東洋水産株式会社の「赤いきつね」は、調理時間が5分なので使用できないということになる。

 スイッチの脇には、電源スイッチのようなものが付いているが、説明書によると「これは飾りです」とあり、動かすことができない。真のスイッチは“コンロ”の部分にあり、この上にお湯を入れたカップ麺を置くと、重さでスイッチが入る仕組みになっている。電源がONの場合には、“コンロ”に赤いLEDが灯る。光は付いたり消えたりするが、これで炎を表現しているのだろう。ちなみに、お湯を入れる前のカップ麺では、軽すぎてスイッチがONにならない。


右のスイッチをひねって、3分/4分を切り替える。左のスイッチは「飾りです」とのこと 【動画】“コンロ”部分の全体がスイッチとなっている。押してみると、赤いランプが点灯する(WMV形式、約1.4MB)

 ……そうこうしているうちに、ものすごくお腹が空いてきた。説明はここまでにして、カップ麺を作ろうではないか。今回は、“カップラーメンの王様”と私が勝手に思いこんでいる、日清食品株式会社の「CUP NOODLE」で試してみた。

 さっそく湯を沸かして、お湯を注ぎ、カップ麺を“コンロ”にのせた。ところで、腹が減っている間に、3分を耐えろと言うのはとても辛い。しばらくすると、どこからかヤカンでお湯が沸騰した時の「ピー」という音も聞こえてきた。きっと他の編集部でも腹を空かせている同志がいるのだろう。……しかしうるさい。いったいどこのどいつが沸かしたんだ。こっちは腹を空かしてイライラしているのだから、早く止めてくれ!

 なかなか止まらないので、音をよくよく聞いてみると、何とさっきの“コンロ”から聞こえてくるではないか。すぐさま“コンロ”に乗っているカップ麺をおろすと、ヤカンの「ピ~」という音が止んだ。

 そう、この商品、時間が来たら、「ピ~」というヤカンが沸いた音で時間を知らせてくれるというものなのだ。説明書には「ビビビビ」と書いてあったので、ビープ音のようなものが知らせてくれるのかと勘違いしていたが、パッケージにはちゃんと「ヤカンが沸いた時のあの音」と書いてあった。見過ごしていたようだ。


【動画】3分経つと、こんな音を発する(WMV形式、約1.4MB) 説明書には「ビビビ」と書いてあるが、何度聞いてもそうは聞こえない 音は本体裏面のスピーカーから出る

 注意したいのは、お湯を入れた際のカップ麺の重さでスイッチが入るため、ミニサイズのカップ麺では重さが足りず、スイッチが入らないことだ。東洋水産の「赤いまめきつねうどん」で試したところ、カップ麺が軽くてスイッチを押してくれないので、わざわざカップの上に重いものを載せてスイッチを入れることができた。

 逆を言えば、重さがしっかりあるものなら、どんなものでも計測できそうだ。通常のカップ麺よりも大きい、同じく東洋水産の「緑のたぬき 天そばでか盛」、カップ焼きそばの「ペヤングソース焼きそば」(まるか食品株式会社)も大丈夫だった。


「赤いまめきつねうどん」では、本体が軽すぎるせいか、スイッチが入らなかった 大きめのカップを使用する「緑のたぬき 天そばでか盛」では、しっかりとスイッチが入っている 「ペヤング ソース焼きそば」でも大丈夫だった

 単なるタイマーに過ぎない商品ではあるが、何と言ってもその特徴的な音は、一度聞けば“ハッ”とすることに間違いない。お湯を入れたまま放置することがよくある、おっちょこちょいな人にはお勧めだろう。

 ちなみにこの商品、生産が終了したのだろうか、楽天市場では各店で品切れが続出している。購入を希望されている方は、早めの購入をお勧めしたい。





URL
  株式会社ワッツインターナショナル
  http://www.wattz.co.jp/



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2007/01/31 00:01

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