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タカラトミー「ピタップ HR-AJS10」

~取り付けが簡単な自動水栓
Reported by 本誌:伊藤 大地

タカラトミー「ピタップ HR-AJS10」
 蛇口付近に手をかざすだけで水が出てくる自動水栓は、商業施設や駅、ホテルなどのトイレでおなじみの存在。急ぎのときでもサッと手を洗えて、便利だなと感じる人も少なくないだろう。それを家庭の蛇口に気軽に付けられるのが、今日、紹介するタカラトミーの「ピタップ HR-AJS10」だ。楽天市場で、7,980円だった。

 これは簡単に言うと、浄水器のような形をした簡易型の自動水栓だ。単四型乾電池4本で駆動し、蛇口の下に手をかざすと、センサーが反応して水が出る仕組みになっている。

 この製品の特徴は、取り付けが簡単なこと。ナット状の部品を先に蛇口に通し、本体を蛇口の先にかませて、本体のネジ山とナットで締め付ける仕組みだ。パッケージにはあらかじめ、5種類のアタッチメントが付属しており、昔ながらの蛇口から、今、主流となっているお湯と水が1つの蛇口に出てくるタイプまで幅広く対応する。

 取り付けたのは、湯水が1本で出る一般的なタイプの蛇口。あらかじめ付いていた、水を泡にするためのアタッチメントを取り外して、代わりに本体を取り付ける。ドライバーやスパナなど工具は不要。コインで締め付けるタイプになっている。説明書をあらかじめ読み込んで、使用するアタッチメントがわかっていたので、10分足らずで設置できた。

 取り付けが終了したら、水道の蛇口を開ける。水を出す、出さないをピタップでコントロールするためには、蛇口を常におけておかなければならない。本体の設置をミスると、水が出続けて、階下にも被害を及ぼすことにもなりかねないので、蛇口を開ける前に、ネジが締まっていることを確認しておきたい。


本体パッケージ
パッケージ内容。本体と4つのアダプタが同梱する。乾電池は付属しない

取り付け。まず、蛇口の先に付いているアダプタを外す 電源は単四型乾電池を4本使用する

 さっそく使用してみると、ホテルなどで使用しているタイプに比べると、感度が鈍めで、かなり蛇口に手を近づけないと水が出ない。目安としてはだいたい本体から5cmくらいの距離だろうか。水量は蛇口の開け具合に依存する。量が多すぎると感じたら、ちょっと蛇口を絞ればよい。基本的に水が出るのは、手をかざしている間だけだが、水が出始めてから30秒経つと、手をかざし続けていても、自動で止まるようになっている。何かの拍子で、人がいないときに水が出っぱなしになってしまうのを防ぐためだ。

 一方、手を離しても水を出し続ける機能もある。水が出ている間に、本体の正面にあるボタンを押すだけで、普通に蛇口を開けたときと同じように、水が流れ続ける。なお、マニュアルモードの場合、なにも操作をしないと約10分間水が流れ続けた後、オートモードに戻るようになっている。


オートとマニュアルを切り替えるスイッチ。その横には、電池残量が減ったときに点灯するLEDがある 【動画】オートモードで水が出るようす(WMV形式、約721KB)

 約1週間、使ってみたのだが、確かに洗面所とは、相性がいい。特に、石けんで念入りに手を洗うときは、いつも水を出しっぱなしにしていたのだが、そうしたムダはなくなった。歯磨きでも、磨く前に歯ブラシを近づけてちょっと濡らし、磨いた後にコップを近づけて水を汲む、という風に蛇口の操作が省けるのでかなり楽だ。顔を洗う際にも手で水を汲むときだけ水が流れるので経済的だろう。

 ただ、台所で使うのは、あまりおすすめできない。洗面台とは違って、洗い物をしたり、ポットに水を汲んだり、お米を洗ったり、さまざまな用途で水道を使うので、手を離すと水が止まってしまうのは、かえって使いにくい。マニュアルモードを使いこなせばいいや、とはじめのうちは思っていたのだが、水を出すために手を近づけ、すかさずボタンを押してマニュアルモードに移行という作業が、普通に蛇口を操作するよりもうっとうしくなってしまう。結局、洗面所に取り付け直すことになった。

 自動水栓を取り付けたい場合、蛇口そのものの取り替えようとすると、かなりな作業になるが、ピタップならば取り外しが簡単な機器なので、とりあえず試してみたい場合や、賃貸マンションなどでも導入できるのが利点だろう。





URL
  株式会社タカラトミー
  http://www.takaratomy.co.jp/
  製品情報
  http://www.takaratomy.co.jp/products/pitap/



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2007/01/30 00:03

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