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家電製品ミニレビュー
任天堂「健康応援レシピ1000 DS献立全集」

~冷蔵庫の余りものやカロリーから献立をチョイス
Reported by 結城 涼子

健康応援レシピ1000 DS献立全集
 普段から、料理をするときはレシピを見ながら作ることが多い。家には和洋中と何種類かの料理本をキッチンの側に置いているが、本のレシピは一通り試してしまったので、最近は料理レシピのサイトを愛用している。ただし、料理をする時に毎回パソコンを立ち上げて料理を調べるのがちょっと手間だった。

 家には旦那が購入してきたニンテンドーDS用のソフト「しゃべる!DSお料理ナビ」もある。料理の初心者には便利なようで、旦那はこれを使いながら時々1人で料理を作っている。私も使ってみたが、料理のレシピが少なくて、冷蔵庫の余り物を使って献立を決めたり、レパートリーを増やしたいという時には、物足りなく感じた。

 そんな時に知ったのが、この「健康応援レシピ1000 DS献立全集」。DSお料理ナビは、レシピが200品で内容も基本的なものばかりだったが、こちらは1,000種類のレシピが収録されている。しかも、料理監修が「オレンジページ」というのが嬉しい。オレンジページの料理はレシピ通りに作るといつもおいしくできるので、料理雑誌の中でも気に入っていたからだ。

 かゆいところに手が届く、主婦にも嬉しいソフトであって欲しいと思いつつ、実際に購入してみることにした。価格はヨドバシカメラの通販サイトで3,420円で、「しゃべるDSお料理ナビ」と同じ価格だった。


メニュー画面
 説明書を読んでみると、料理の選び方が豊富に用意されている。「和風」「中華」「イタリアン」「スープと汁物」という料理ジャンルや食材・栄養素だけでなく、冷蔵庫の食材やキーワード、これまで作った料理のお気に入りやカレンダーからも選べる。変わったところでは、自分の気になる症状やお気に入りの色、自分の見た夢からレシピを選べる「からだとこころの状態から」なんて項目もある。献立が決まらないときとか、ちょっとした気分転換にいいかもしれない。

 食べた後の評価を「スキ」「キライ」で決めることもできるし、インターネット接続の設定をしておけば、名前とメールアドレスを登録して、レシピをニンテンドーDSからメールしたりもできる。家族の名前も登録できるので、レシピで足りないものを帰りに買ってきて欲しい時なんかに便利そう。自分でも、材料を携帯にメールして買い物に出かけることがよくあるので、そういうときにも使えそうだ。


レシピの選び方は全8種類
「和風」「洋風」「中華」などのジャンルで選べる
冷蔵庫の食材からも探せる

レシピに「好き」「嫌い」を登録し、家族の評価を基準にしてチョイスすることも可能 自分の体の気になる部分や、最近見た夢、好きな色をもとに選択できる ニンテンドーDSからレシピや買い物をメールできる

 とりあえず、普段料理しているように、献立全集を使って料理してみることに。ちなみに、私の普段の料理の決め方は、次のような流れだ。

・冷蔵庫に余っているものをチェック
・ネットのレシピページで材料(冷蔵庫の余りもの)から献立を検索
・好きな料理(ジャンル・カロリー・難易度・料理時間を見て)を選ぶ

 今回は冷蔵庫の中に大根があったので、これを使うことに決めた。「献立を考える」→「食材・栄養素から」→「た行」→「大根」で大根にたどり着く。食材からレシピを選べるのはうれしい小技だ。

 さっそく「大根」を使ったレシピを見てみる。かなり多くのレシピが表示されるが、50音順・カロリー順・時間・金額・お気に入り・余りもので表示順を変えられるので探しやすい。いくつかおいしそうなレシピがあったが、その中から比較的調理が簡単で、暖かくて寒い冬にも合いそうな「さばと大根のあっさり鍋」を選んだ。


冷蔵庫にあった「大根」からレシピを考える いくつかリストアップされたが、「さばと大根のあっさり煮」に決定

 「つくる」ボタンを押すと「このレシピで献立をたてる」というメニューがあった。おかずを何品か作るときは、メインの1品は決まるのだが、他のメニューがバランスよく決まらずに、悩んでしまうことがよくあるので、これは嬉しい機能だ。

 副菜や汁物は、ソフトがいくつか選んでくれるらしく、「栄養バランス」や「旬のレシピ」といったジャンルから「おすすめレシピ」を出してくれる。「冷蔵庫食材」といったジャンルもあるので、冷蔵庫の余りものをちゃんと登録しておけば使えそう。この日はまだ登録していなかったので、「副菜」と「汁物」は自分で選ぶことにした。

 いよいよ「つくる」へ進む。まず「主菜」の1番目の作り方へ。「しゃべる!DSお料理ナビ」のように手順を読み上げてくれる機能はないので、料理本を自分で読むような感覚で、自分のペースで「主菜」「副菜」「汁物」を進んでいく。レシピを進めたり戻ったりするのは、マイク機能があるので「次へ」「前へ」という声で操作できる。ただし、マイクの感度が少し良すぎるのか、冷蔵庫の開け閉めの音などにも反応して画面が変わってしまう。音声操作は使い方が難しいかもしれない。

 大根の切り方は、ピーラーを使った切り方と、包丁での切り方と両方紹介してくれていた。我が家にはピーラーがなかったので、このようにいろんな道具でやる方法を教えてくれるとうれしい。材料も「ない場合は~」と書いてあるので親切だ。


「さばと大根のあっさり煮」の完成。今まで作ったことのない料理だったが、薄味でおいしくできあがった 副菜や汁物は「ほうれん草の白あえ」「具だくさんのみそ汁」。かぼちゃのみそ汁は初体験だったが、我が家の定番レシピに加えたいほど気に入った

 次に、DSお料理ナビのレシピにはなかったスウィーツも作ってみることにした。お菓子作りは普段まったくしないので、簡単そうでカロリーが少ないもの、さらに冬至の季節ということもあって「スイートパンプキン」を選んだ。このときにも、カロリー順の表示が役に立った。

 慣れないスウィーツのせいか、調理に四苦八苦してしまったが、レシピに沿って進めた結果、うまくできあがった。食事の後に「評価する」ことができる。このとき、1つ1つのレシピに対して「メモする」こともできるので、「次回は砂糖を少なめでもいいかも」と思ったことを忘れずに残しておける。


低カロリー順で上位に表示された「スイートパンプキン」に挑戦 できあがり。スイーツはあまり作ったことがないが、レシピ通りに進めた結果、うまくできあがった

 DSお料理ナビの場合は、初心者や料理をたまにしかしない人向けだと思っていたが、この「健康応援レシピ1000」は、自分のように料理本を読んで料理するタイプには向いていると感じた。たまに献立に困ったり、料理のレパートリーを増やしたい人にはオススメできるソフトだろう。

 初めてのスウィーツもなんとかおいしくできたので、お菓子作りが好きな人や、これから挑戦してみたい人にもいいソフトかもしれない。私も料理のレパートリーを増やせるように使っていきたいと思う。

(C)2006 Nintendo (C)2006 The Orange Page, inc.





URL
  任天堂株式会社
  http://www.nintendo.co.jp/
  製品情報
  http://www.nintendo.co.jp/ds/aoij/index.html



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2006/12/26 00:01

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