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オーム電機「セキュリティ用照明器具タイマー」

~窓から漏れる明かりで在宅を装うリモコン
Reported by 本誌:伊達 浩二

オーム電機「セキュリティ用照明器具タイマー」
 ここ数年、防犯関係のグッズが大きく取り扱われるようになった。

 家庭向けでは、ピッキング対策の錠前などが主力機材となるが、周辺の分野でも防犯をテーマにした製品が登場している。

 オーム電機の「セキュリティ用照明器具タイマー OSCR-7」もその1つだ。パッケージには「留守宅でも明かりがついたり消えたり、人がいるかのように装います」、「留守リモコン」、「防犯に最適」などの文字が躍っている。購入は楽天市場で、1,980円だった。

 一言でいえば、リモコンに時計が内蔵されており、設定時刻に電源をONにし、別の設定時刻にOFFにするというものだ。人がいなくても、夜になったら自動で照明を点けることを目的としている。つまり、窓から漏れる明かりで在宅を装い、留守宅であることを見破られないようにしようという発想だ。

 1つだけ前提条件があって、このタイマーを使うためには、照明器具がリモコン対応の製品である必要がある。


本体のボタンは少ない。壁掛け用のブラケットが付属する リモコン頭部のLEDは3個使われており、あまり方向を選ばない。右側面にチャンネル切換スイッチがある

対応しているメーカーの一覧。ほとんどのメーカーはコードが2つ以下なので、迷うことはない 電池は単4が2本(別売)。電池ケースにもメーカーコードが記されている

 では、実際に使ってみよう。

 パッケージを開け、まず照明器具のメーカーごとに対応コードを設定する。ほとんどのメーカーは1つか2つしかコードがないので、メーカー名が分かれば、そんなに困らない。

 これができたら、「順送り」というボタンを押して、照明器具が100%点灯→60%点灯→常夜灯→消灯、と変わっていくことを確認する。つまり、順送りキーだけを使えば、通常のリモコンとしても使えるわけだ。

 次に時計の時刻を設定する。少ないボタンを組み合わせて押すので、ちょっと面倒だが、取扱説明書を読みながらやれば難しくはない。

 タイマーの設定も同じで、100%点灯の時刻、60%点灯の時刻、常夜灯点灯の時刻、消灯時刻を順に設定する。正直に言えば、60%点灯はどう使って良いのか思い浮かばない。設定キーだけを押せば、その項目は飛ばすことができるので、通常は100%点灯→消灯とか、100%点灯→常夜灯→消灯という設定で良いだろう。たとえば、夜の7時に100%点灯し、11時になったら常夜灯のみに切換、朝の6時に消灯する、と具合だ。

 設定が終わったら、時計のマークの「オンタイマーキー」を押すと、タイマーモードになる。最初は、現在時刻の1分後に点灯、さらに1分後に常夜灯、そして消灯という設定にして動作を確認した。当然だが、タイマーは照明器具の方を向けて置いておく必要がある。

 実際に使ってみると、タイマーモード時に、普通のリモコンとしては使えなくなるのが不便だ。たとえば、夜に普通のリモコンとして、ふとんの中から消灯するのに使おうとすると、「オンタイマーキー」を押してタイマーモードを抜ける必要がある。そして、朝になるとタイマーモードに戻すのを忘れてしまうのだ。

 ときどき留守にする程度であれば、リモコンはこれ1つにして大丈夫だが、毎日使うのであれば通常の操作は本来のリモコンで行ない、この製品はタイマー管理専用にした方が良さそうだ。

 窓の明かりを自動で点けるというのは、防犯対策としては主ではなく、従ではあるが、発想は面白いと思う。メーカーコードの設定や時刻設定など、若干のハードルはあるが、1度設定してしまえば使い方は簡単だ。

 集合住宅でもそうだが、とくに一戸建ての家では検討する価値のある製品だと思う





URL
  オーム電機
  http://www.ohm-electric.co.jp/



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2006/12/15 00:00

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