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家電製品ミニレビュー
小泉成器「KOS-S203」

~目玉焼きとトーストがいっぺんに作れるトースター
Reported by 本誌:正藤 慶一

小泉成器 KOS-S203
 先日のコラムで、中央産業の目玉焼きが作れるトースター「CS3-0106」を採りあげた。目玉焼き・パン・コーヒーのいわゆる「アメリカン・ブレックファースト」が一度に作れるという画期的な品物なのだが、目玉焼きを焼くのに時間がかかり、パンとの出来上がり時間に5分以上も差が付いてしまうという点がウィークポイントだった。

 似たような製品で、小泉成器のオーブントースター「KOS-S203」がある。コーヒーメーカーは付いていないが、「CS3-0106」と同様に、トースター上部に目玉焼きを焼くためのプレートが付いている。

 これを購入して、目玉焼きとパンが一緒にできるかどうかを試してみることにする。価格は楽天市場で1,753円だった。

 本体サイズは260×230×270mm(幅×奥行き×高さ)と、立方体に近い形状だ。庫内は食パンが1枚入る程度だった。

 トースターの天板には、目玉焼き用の正方形のプレートがあり、フタも付いている。プレートは取り外しができ、外すとトースター上部のヒーターが見える。トースター上部のヒーターの熱を使って、プレートを温めるという仕組みだ。本体のスイッチで、上下のヒーターを点ける/上だけ点ける/下だけ点ける/両方点けない、の4つの中から選べるようになっている。

 プレート用のフタは、少し厚みもあるので、たまごを焼くときに、ヒーターからの熱を閉じこめることによって、早く焼けることが期待できそうだ。


庫内はパンが1枚入るくらい
本体のスイッチで、上下のヒーターの切り替えられる

目玉焼き用のプレートは、トースター上部のヒーターで熱せられる フタは調理中に閉められるように厚みがある

 それでは、トーストと目玉焼きを同時に調理してみよう。パンとたまごをセットして、プレートにフタをして、タイマーを回してスタート。4分経ったところでトースターを見てみると、しっかりキツネ色に焼けている。それなら目玉焼きも……と期待してフタを開けてみたが、こちらは白身が固まっておらず、こちらはまだまだといったところ。

 あまりフタの開け閉めを繰り返すと温めの効率が悪くなりそうなので、フタを閉めて3分間放置し、そこでもう一度開けてみた。すると、黄身は半熟ではあるが、白身は固まっており、十分食べられる状態に仕上がっていた。

 結局、目玉焼きは7分で完成した。逆算すると、パンと目玉焼きを同時に完成させるには、タイマーを7分にセットして目玉焼きをスタートさせ、その3分後にパンを投入すればいいことになる。


パンは4分でできたが、目玉焼きはまだまだといったところ 目玉焼きが食べられる状態になったのは、パンができてから3分後だった

 ここで試しに、フタを外してたまごを焼いてみると、12分ほどかかってしまった。やはりフタの存在は大きい。説明書にも、プレートで温めを行なう際は必ずフタをするように、とある。

 実際に使用してみて、難点が2つあった。1つ目はプレートの四隅では、温めるパワーが中央と比べ弱い点だ。真ん中付近は白身がしっかりと焼けているのに、端の方はまだ焼けていないことがある。2つ目は、プレートの真ん中が台形状に盛り上がっているので、黄身と白身が隅へと流れ落ちてしまい、キレイな形に仕上がらない点だ。

 とはいえ、フライパンをわざわざ使うこともなく目玉焼きが焼けるのは、何かと忙しい朝を少しでもゆとりあるものにする効果がありそう。価格もお手軽なので、オーブントースターを持っていない一人暮らしの人にはお勧めだ。

 ちなみに、本製品の姉妹機として、本体の幅が長く、パンが2枚投入できる「KOS-S206」もある。目玉焼きの調理時間は変わらないが、プレートが2つに区分けされており、いっぺんに2個作ることができる。楽天市場では2,280円と価格もさほど変わらないので、家族で使用する際はこちらを選択するのが良いだろう。


本製品の姉妹機「KOS-S206」では、パンが2つ入り、プレートも長くなっている プレートは2つに区分けされており、目玉焼きを2個同時に調理できる




URL
  小泉成器株式会社
  http://www.seiki.koizumi.co.jp/



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2006/12/08 00:00

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