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家電製品ミニレビュー |
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～テーブルが置けるフローリング調ホットカーペット
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Reported by
本誌：伊藤 大地
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エアコン暖房は、乾燥した風が直接顔に当たるので苦手。近年流行の床暖房が足下から暖かく理想だが、賃貸マンション暮らしの身にそれは無理な話。ということで、「かんたん床暖」を謳う、ナショナルのフローリング調のホットカーペット「DC-2F1」を購入した。ヨドバシカメラのネット通販で、29,800円だった。 一番気に入っているのは、ダイニングテーブルの下に置けることだ。うちもそうだが、テーブルで食事を取る家庭で、冬場の足下の寒さは悩みの種。これまで、ホットカーペットはテーブルなど重量があり、しかも4本の足の部分に重みが集中するものを置いてはいけないと言われていた。ヒーターが断線を起こすためだ。しかし、かんたん床暖では、最大500kgまでのテーブルを上に載せることができる。 重量の限界はテーブルの足の面積に比例し、足の底面が円形の場合、直径3cm以上あれば140kgまで、正方形の場合、1辺が3cm以上あると180kgまで置ける。 テーブルのほかには、ソファーも置けるようだ。ソファーの場合、長期間同じ場所に置きっぱなしになるのでソファーとカーペットの間に板を挟むことを推奨している。ちなみに、たんす、ピアノのような木製の製品は、変形やひびが入るおそれがあり、置くことはできないという。また、キャスター付きのいすはストッパーをかけたままひきずったりしないよう、注意する記述が取扱説明書にある。 表面のシートは樹脂のような感触。防汚、抗菌、防カビ加工が施されているという。ちなみにヒーターには「エラストマー」と呼ばれる、弾力のあるゴム状の素材が使用されているらしい。その素材により、重いものを置くことができるようになったのだろう。
実際に使ってみると、ほんわかと暖まる感触で、通常のホットカーペットとの差は感じない。温度は「高」のときで50℃、「中」で37℃。定格消費電力は700Wだが、説明書によれば、実使用時は「高」設定時で610Wh、「中」で450Whとある。電気代は、1日8時間、30日使ったとすると、「高」で約3,220円、「中」で約2,376円という計算になる。 スイッチは低から高まで、6段階で切り替えられる。また、カーペットの半分だけを暖めるモード、電気代を1/2にするモード、2時間の切タイマーが搭載されている。
2週間ほど使ってみてわかったのは、いすに座っているときは、カーペットに接している部分が足だけになるので、ちょっと温度を高めに、直に座る場合は熱が籠もるので低めにすると、快適に過ごせるようだ。 なにより、手入れが簡単なのがありがたい。水をこぼしても弾いてくれるし、お菓子のカスやホコリも、絨毯のように素材に絡まないので掃除機やモップなどでかんたんに掃除ができる。また、弾力がかなりあるので、モノを落としたりしても、音が響かず、床に傷もつかない。汚れに強い点も含めると、小さい子供がいる家庭には非常に相性の良い製品だと思う。 ■URL ナショナル(松下電器産業株式会社) http://national.jp/ 製品情報 http://ctlg.national.jp/product/info.do?pg=04&hb=DC-2F1
2006/11/24 00:02 - ページの先頭へ-
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