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家電製品ミニレビュー
ブラウン「アロマパッション KF550」

~ブリタの浄水カートリッジを内蔵するコーヒーメーカー
Reported by 本誌:伊藤 大地

アロマパッション KF550
 コーヒーメーカーが威力を発揮するのは、なんといっても大量にコーヒーを淹れなければならないときだ。ペーパードリップで、いっぺんに淹れようとすると、どうしても作業が雑になるし、時間もかかる。そこで大型のコーヒーメーカーが必要となる。

 大型の製品を探していたところ、ポット型の浄水器で有名な、ブリタのカートリッジを本体に内蔵するモデルがあることを知った。ブラウンの「アロマパッション KF550」である。さっそく、購入した。価格は9,980円だった。

 ブリタは、「活性炭」と「特殊イオン交換樹脂」を配合したフィルターに、水を通すことで、カルキなどのニオイや、トリハロメタンなど有害物質を取り除く浄水器だ。KF550は、水のタンクにブリタのカートリッジを取り付け、浄化した水でコーヒーを淹れるのが特徴となっている。サイズは大きめで、最大10カップまで対応する。

 本体パッケージにはカートリッジは1個同梱されている。交換の目安は、1日1回の使用で約2カ月だという。交換の時期を忘れないように、ダイヤル式のリマインダーが本体のフタの部分に付いている。英語表記で「January」「February」とあり、次に交換する月に、矢印を合わせておけばよい。交換用カートリッジは2個入りで希望小売価格は1,995円。ある家電量販店では1,700円で販売されていた。


カルキ臭や有害物質を取り除くというブリタのフィルター
本体の水タンク内に取り付ける
フィルター交換の目安は約2カ月に1回。本体のフタには、ダイヤル式のリマインダーが付いている

本体パッケージには、カートリッジが1個同梱されている 2個入りの交換用カートリッジも販売している

 国内メーカーの製品では、豆を挽くためのミルが一体型になっているものが多いが、この製品には付属しておらず、粉のコーヒーを淹れることに特化している。

 定格消費電力は1,100Wと、コーヒーメーカーにしてはかなり大きめ。最大10カップ分のお湯をスピーディに沸かすためのパワー、ということらしい。これまで、このコーナーで紹介してきた電気ケトルが1,000~1,300Wだったので、お湯を沸かすパワーという意味では、電気ケトルとほぼ同じと言うことになる。

 実際、試してみると、淹れるスピードはかなり速い。2カップ分(400cc)をおよそ3分15秒、4カップ分(800cc)を5分20秒で淹れることができた。ワットチェッカーで消費電力を計ったところ、スイッチを入れるとすぐに1,000W以上に上がり、淹れている間は1,070~1,090Wの間で推移していた。


【動画】2カップ分(400cc)はおよそ3分15秒で淹れられた(WMV形式、約3.3MB) ペーパーフィルターで粉のコーヒーをドリップする。豆を挽くミルは付属していない 本体脇の目盛りが示すように、最大10カップまで対応する

 電力を一気にかけてお湯を沸かす仕組みももちろんだが、もう1つ淹れるスピードにつながっている要因として考えられるのは、ブリタだろう。水を沸騰させてカルキを抜く機種に比べ、KF550ではすでにブリタで浄水しているため、熱した湯をすぐにフィルターに落とすことができるからだ。

 これまで、我が家ではブリタに通した水を使ってコーヒーを淹れていた。しかし、この機種では、水道水を使って、カルキ臭のないコーヒーを淹れられる。この「ひと手間」省けるのは、なんともお得感がある。

 また、ヤカンでお湯を沸かし、手でドリップする場合、お湯が足りなくなる不安感から、どうしてもヤカンに多めに水をいれがちになる。そうすると、お湯が沸くのにも時間がかかり、エネルギーもムダになるが、この機種であれば、すぐにお湯を沸かし、しかも浄化された水でコーヒーを淹れてくれる。

 手軽にしかもスピーディに大容量のコーヒーが淹れられる点を考えると、家族の人数が多い家や、忙しい朝のアイテムとして、オススメしたい。





URL
  ブラウン(ジレット ジャパン)
  http://www.braun.co.jp/
  製品情報
  http://www.braun.co.jp/products/household/coffee_maker/index.html



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2006/11/22 00:01

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