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やじうまミニレビュー エージー「掃除機のニオイ消し」
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~つぶつぶを吸うだけで排気臭を解消
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Reported by
本誌:伊達 浩二
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掃除機のニオイ消し
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古くなった掃除機や、手入れの悪い掃除機は、排気が臭うことがある。
一番多い原因は、長い期間そのままになっている紙パックで、これを捨てるだけで、だいぶ良くなる。それでも、一度、掃除機の内部やフィルタにニオイがついてしまうと、やはり気になるものだ。
エージーの「掃除機のニオイ消し」は、そういう掃除機のための薬剤だ。パッケージは小さい紙箱で、銀色の袋が3袋入っている。希望小売価格は472円だ。
袋を開けてみると、小さい粒の薬剤が、小皿1つ分ぐらい入っている。粒は2種類あり、白い粒が「抗菌・防カビ」、緑の粒が「分解・消臭」とされている。
成分は、抗菌・防カビがわさびとカラシの天然精油、分解・消臭が鉄フタロシアニン誘導体だ。鉄フタロシアニン誘導体は有機化合物で、アレル物質などのタンパク質を分解する機能がある。粒には香料も含まれており、ニオイを嗅いでみると、カモミールのような香りがする。
使い方は、床に薬剤を出して、掃除機で吸い込ませるだけだ。効果は1袋で1~2カ月持続するとされている。
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裏の注意書きに、パック内は刺激臭がするとある
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我が家には、ちょうど3台の掃除機があるので、順番に試してみた。
まず、通常の形(キャニスター型という)の紙パック式掃除機に吸わせる。排気を嗅いでみても、ゴミのニオイが感じられなくなり、一定の効果はある。
次に、サイクロン式のスティッククリーナーに吸わせてみる。これは、プラスチック製のゴミカップの中で、薬剤が回っているのが見えて面白いのだが、“ざぁー”という霰(あられ)が降るような音がしてうるさい。これは向いていないようだ。
もう1つ、ポータブル型のハンディクリーナーに吸わせて見た。これは紙パック式で、効果も感じられたのだが、意外な欠点があった。吸い込み口から紙パックまでが短く、しかも一直線なので、壁に吊るしておくと薬剤の粒が床にこぼれてしまうのだ。
というわけで、お勧めできるのはキャニスター型の紙パック式掃除機のユーザーだ。サイクロン式の場合、キャニスター型でもカップ内に当たってうるさいだろうと想像される。
特に掃除の頻度が低く、1つの紙パックが半年以上持つような使い方の人には、お勧めしたい。紙パックを交換したときに最初に吸わせておくと良いだろう。
■URL
エージー
http://www.agport.co.jp/
製品情報
http://www.agport.co.jp/item.php?id=77&frame=out
2006/11/15 00:00
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