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【特別企画】
最新オール電化住宅 1泊2日宿泊体験リポート

~IHクッキングヒーターと最新家電を試す
Reported by 本誌:伊藤 大地

Switch! House 世田谷
 近年、CMなどの影響で広く知れ渡る言葉となった“オール電化”。ガスコンロをIHクッキングヒーターに、ガス給湯器をエコキュート(CO2冷媒給湯器)に移行し、住宅設備をすべて電気でまかなおうというものだ。家庭で使うエネルギーを電力に一本化して固定費を削減できるなどのメリットを謳い、電力会社を中心に盛んにPRされている。

 しかし、IHクッキングヒーターも、エコキュートも実際に導入しなければ、そうそう体験できるものではない。店頭でも、実際に動作するIHクッキングヒーターを触れることができる場所は多くなく、体験フェアなどに参加するくらいしか、導入前に使う機会がなかったのが現状だ。

 そんななか、パナホームと東京電力がコラボレーションしたショウルーム「Switch! House 世田谷」が7月にオープンした。IHクッキングヒーターやエコキュート、ナショナルの生活家電を完備したオール電化住宅に実際に宿泊し、その使い勝手を体験できる家である。さっそく、“お泊まり”して、体験することにした。

 宿泊には、事前予約が必要だ。都内近郊で新築、建て替え、リフォームの計画がある、または検討することが申し込みの条件となる。予約は、専用の申し込みページから行なえる。7月のオープン以来、大盛況のようで2カ月ほど先の予定まで埋まっているという。

 チェックインは夕方4時から、チェックアウトは翌日昼の12時まで。食料品は宿泊者負担で持ち込み、Switch! Houseにある機材を使って自由に調理できる。

 約束の日、夕方の4時にSwitch! Homeを訪れると、パナホームの竹谷公志館長に、出迎えていただいた。一通り機材や、部屋の構成などの説明を受けると、いよいよ体験宿泊が始まった。


ダイニングテーブルと一体になったキッチン

Switch! Houseのなかでももっとも大きい部屋となる1FのLDK
 部屋の構成は、1FがLDKとホームシアター、2Fが子供部屋と和室、寝室となっており、いわゆる5LDKというタイプになる。トイレは1Fと2Fに、浴室は2Fにある。ホームセキュリティシステムに加え、2人乗りのホームエレベータまで用意されている、まさに“フルスペック”な一戸建てである。

 玄関から一歩、奥へ行くと、細長いダイニングキッチンが現れる。縦に長いダイニングテーブルの先に、IHクッキングヒーターとシンクがある。部屋に入った瞬間に、お母さんが料理をしている姿を目にできるような、キッチンが中心のレイアウトだ。

 生活家電はすべてナショナルのもの。冷蔵庫、エアコン、洗濯乾燥機、スチームオーブンレンジなどがずらっと並んでいる。食器洗い乾燥機はキッチンと一体となったビルトインタイプ。玄関のテレビドアフォンも松下電器製だ。

 キッチンの棚には、食器や調理道具が収納されている。塩・こしょうをはじめ基本的な調味料も揃っていて、食材さえ持ち込めば、1泊2日は過ごせるようになっている。

 幅60cmのマンションタイプの冷蔵庫の扉を開けると、マヨネーズやチーズなどがある。過去に宿泊した人が残していったものだろう。それとは別に、350mLのビール系飲料の缶が5本、2Lのウーロン茶のペットボトルが入っていた。こちらは「ご自由にお飲みください」とのことだ。


バリエーション豊富な調理家電

 家の立派さにも驚くが、それ以上に圧巻なのは、調理家電の豊富さだ。炊飯器、スチームオーブンレンジ、コーヒーメーカー、すべてが2005年以降に発売された新しいモデルばかり。

 今回は豆を引くところからドリップまでボタン1つでやってくれるコーヒーメーカー「NC-A55」、“銀シャリスチーム”のキャッチフレーズが印象的な炊飯器「SR-SS18A」、そしてスチームオーブンレンジ「NE-SS30A」を主に使用した。

 16時から翌日昼12時までの20時間では、とてもすべてを使い切れないくらいである。


ずらりと並んだ調理家電 食器類は一通り揃っている

SR-SS18A
NC-A55
MX-X37

NE-SS30A
NC-SU30
NT-T57

IHクッキングヒーターで、いざ調理!

キッチン。IHクッキングヒーターを中心にした構成だ
 さて、オール家電といえば、IHクッキングヒーターである。さっそく、買ってきた食材を調理しよう。今夜のディナーは、ステーキを焼きつつ、スチームオーブンレンジで付け合わせの温野菜を、さらに同時にコーンポタージュを作り、ご飯を炊こうという目論みだ。

 備え付けられているのは、2口IHに、1つのラジエントヒーターを搭載したモデルだ。左のメインの口は3kW、右は2.5kWの出力を持っている。2つのIH口はいずれもオールメタル対応だ。

 炎の熱を食品に伝えて調理するガスに対し、IHクッキングヒーターは、電磁誘導によって鍋やフライパンそのものを発熱させ、調理する。そのため、ヒーターのガラストップの部分は熱を持たず、皿や調味料のビンなどを置いておくことができるのが特徴だ。

 一方、真ん中の口のラジエントヒーターは、ヒーター部分そのものが熱を発する仕組みになっている。電源が入っているときは、ガラストップに触れることはできないが、土鍋や耐熱ガラス鍋なども使用可能で、調理器を選ばない。ヒーターの上で焼き海苔をあおれば、湿気った海苔もパリッと仕上がる。その使い勝手は炎に近い。


ビルトインタイプのIHクッキングヒーター。2口のIHと1口のラジエントヒーター、グリルを備える
 説明書を読むと、8段階ある火加減の中でステーキを焼くときは「6」を使い、両面1分ずつ焼くと良い、とある。言葉通り、まず、備え付けのIH対応フライパンに牛脂を入れて、熱する。といっても立ち上がりが早いので、ほとんど待つことなく牛脂が溶け、煙を発し始めた。そこに、牛肉を投入。ジューッと音が鳴り、もわっと煙が出てくる。調理しているときの感覚は、ガスコンロを使っているときと全く変わらない。

 こういうとき、肉を焼きすぎないか気になってしょうがないが、火加減「6」で1分、という目安があると、安心して待っていられる。火力はかなりのもので、焼き始めて10秒もすると肉の表面に焼き色がつき始めた。1分ちょうどを見計らい、肉をひっくり返す。

 こうして両面を1分で焼いて、調理完了。温度と焼く時間がちょうど良いからだろう。表面に焼き色は付いているが、中はピンク色。ミディアム・レアに焼き上がった。


表面はガラスなので、凹凸がなく掃除がしやすい 内蔵グリルはビルトインのコントローラから操作する IHクッキングヒーターの起動と同期して、換気扇が回り始める

いよいよ調理。「6」の火力で1分。片面ずつ焼く あっという間に完成 良い具合の火の通り

 まず、調理が終わって、感じたのは温度管理が楽であること。家庭での料理は、味噌汁を作りながら炒め物もして、さらに炊いたご飯をかき混ぜて……と複数の作業を同時にこなすのが当たり前。たとえば、ステーキの付け合わせができあがるタイミングが遅くなったときのことを考えてみよう。肉が先に焼き上がり、付け合わせを待つのは避けたいところ。当然、肉を焼く作業を後回しにしなければならない。フライパンに火をいれていたら、それをいったん止めて温度の上がりすぎ、空だきを防がなければならない。

 これがIHだと、フライパンの温度=ヒーターの設定温度となるため、フライパンとヒーターをそのままの状態にしてスタンバイしていても、温度が上がりすぎることはない。余計な操作をせずに、適切なタイミングを見極めて、肉を投入するだけでよいことになる。IHクッキングヒーターが得意なシーンとして、よく天ぷらや鶏の唐揚げなど、揚げ物が引き合いに出されるが、そうした点だけではなく、調理の作業自体がストレスにならない、という点が非常に大きいと感じた。

 ちなみに、キッチンを中心としたダイニングになっているため、ダイニングテーブルはIHクッキングヒーターのすぐ隣に配置されている。はじめ、この部屋を見たときは「調理したあと、部屋全体に油臭いニオイが立ちこめないだろうか」と思ったが、杞憂だった。

 たしかに半径2mくらいは、肉の焼ける油のニオイがするが、ダイニングテーブルの方には不思議と流れてこない。IHクッキングヒーターの電源ONとともに、回り出す換気ユニットのたまものだろう。


オーブンレンジで付け合わせ、炊飯器で銀シャリを

真っ白、つやつやのご飯が炊きあがった
 一方、同時に進めていたコーンポタージュも、良い感じでできあがっている。できあがったものを、煮詰めず、温めた状態でキープしておくのも、IHクッキングヒーターならば楽だ。

 付け合わせの野菜は、スチームオーブンレンジで調理する。水洗いしたあと、ざく切りにして約20分間、スチームとレンジを組み合わせた加熱方法を選んで、スタートボタンを押した。オーブン機能ではないので、余熱をかける必要はない。

 米は、Switch! Homeに用意されている。米を研ぎ、炊飯器にセット。もちろん、“銀シャリ”効果を引き出すよう、スチーム発生用の容器に水を加えてある。炊飯時間はおよそ45分。

 こうして、ディナーが完成。壁に据え付けられたプラズマテレビを見ながら、食事を楽しんだ。

 ちなみに、後片付けもかんたんである。キッチンの引き出しに、ビルトインタイプの食器洗い乾燥機が据え付けられている。そこに、お皿、フライパンなどを放り込み、用意されている専用洗剤をスプーン一杯入れ、あとはスイッチを押すだけで、皿洗いから乾燥まで、自動でやってくれる。

 ビーフステーキを焼いた脂だらけのフライパンも、粘りたっぷりのご飯を食べた茶碗も、およそ3時間で、ピカピカになっていた。満腹後はのんびりしたいもの。しかも油モノを手洗いするのはやっかいなだけに、ここが自動化できるのはありがたい。


スチームを併用することにより、色鮮やかになるという たっぷりの野菜をざっくばらんに切り、オーブンレンジに入れる

ビルトイン型の食器洗い乾燥機 電源を入れ、「標準コース」→「スタート」だけで、洗浄から乾燥まで行なえる

家電だけではない、至れり尽くせりのハイテク家屋

シアタールーム。5.1chサウンドシステムを完備
 食事だけではない。食後は、プロジェクターを設置したシアタールームで映画を堪能。トイレも、部屋に入った瞬間だけ便座を温める「ビューティ・トワレ」が据え付けられている。

 さらに、圧巻はバスルームだ。松下電工のシステムバス「イーユ」を採用。浴室内の酸素濃度を上げ、リラクゼーション効果をもたらす機能や、ジャグジー機能を利用できる。浴室にはアナログ波のテレビも据え付けられており、テレビを見ながらのんびりとジャグジーを楽しめる。

 ちなみにエコキュートによるお湯の出だが、湯量も温度が上がるまでの時間にしても、普段、自宅で使っているガス給湯器との差は感じられなかった。

 エコキュートに関しては、これまでのガス給湯器から、大きく使い勝手が変わるというものではない。むしろ導入による省エネ効果の方がメリットになる。ヒートポンプを使った給湯方式そのものからくる省エネ性に加え、電気料金が割安な夜間に沸かすなどの工夫で、全体のコストを抑えよう、というわけだ。


バスルーム。酸素を放出する機能やジャグジー機能を搭載する
酸素放出ユニット
アナログチューナだが、テレビを観られる

2人乗りのホームエレベータ
非常用のインターホンも装備 2Fのトイレには男性小用専用も

映像、音響、照明さらにマッサージで入眠・起床をサポート

入眠・起床サポートシステムが導入された寝室
 寝室にも、「快眠補助システム」という、音響、映像、照明、そして快眠マットが連動して入眠、起床をサポートする仕組みが設けられている。

 まず入眠補助。すっと薄暗くなり、壁に設置されたテレビに、森林、渓谷、滝といった自然いっぱいの映像が流れる。小さい音量で、川のせせらぎがスピーカーから聞こえてくる。

 ちなみにシーツの下のマットはマッサージ機能付き。入眠するまで体全体をさすってくれる。ちなみにマットにはセンサーが内蔵されていて、眠りについたのを感知すると、照明、テレビ、音響、マッサージ機能がすべてオフになるという仕組み。

 起床時間をあらかじめ設定しておくと、設定時間の約30分前から、薄暗く照明が付くようになっている。起床時間に近づくにつれ、照明は明るくなっていき、いよいよ起床時間の寸前になると、音響とテレビの電源が入る。さわやかな森林の映像と、鳥のさえずりで目覚めを誘い、設定時間になると声で「起きる時間です」と伝えてくれる。

 実際にこのシステムを使って入眠・起床した。あっという間に寝付いたが、寝付きがもともと良い方なので、これはシステムのおかげなのか、いつも通りなのかはわからない。しかし、はっきりとした効果を感じられたのは、起床の際だ。ふだんは、眠りが浅かろうと、深かろうと、決めた時間にアラームをならして無理矢理起きていた。当然、眠りが浅いと起きるのがつらいし、深ければすぐに起きられる。

 だが、このシステムでは約30分かけて、徐々に眠りを浅い方向へと誘導し、じっくりと起こしてくれる。宿泊当日は睡眠時間がいつもより短めだったが、設定時間の5分前くらいに、すっきりと起きることができた。急に眠りを妨げられた感じがしないので、睡眠時間の割には気分が良かった。

 なにしろ1日しか利用していないので、断言はできないが、もし、十分に睡眠を取っていたなら、設定時間より15分は早く目覚めていただろう。実際、毎日のように使い出したら、他の場所で起きられなくなりそうで怖い。


一見何の変哲もないマットだが、マッサージ機能を搭載している テレビと照明、音響、マットが連動して、入眠、起床を促す ベッド横の端末から操作できる

チンジャオロースも難なくクリア

チンジャオロースを調理
 翌日。昨夜のステーキは、両面1分焼くだけと、あっさり調理が終わってしまったので、チェックアウト前の昼食代わりに、IHクッキングヒーターが苦手とされる中華の炒め物に挑戦した。チンジャオロースである。

 細切りの牛肉を炒め、あんをつくり、とろみが付いたところでピーマンを投入。火力はもちろん最大だ。中華料理に欠かせない「ジュワーーーッ」という焼く音も、ちゃんと聞こえる。もちろん鍋を揺らして、鍋からはみ出した部分を直火であおる……といったことは炎がないので、できない。

 しかし、仕上がった料理そのものは、普通のチンジャオロースそのもの。よく、火力の足りない時に感じる「炒めるというか煮込む」感じにはなっていなかった。味も、普段家で作るときと違いがわからない。もし、本当にガスコンロとの違いを見いだそうとするなら、本格的に、かついろいろなメニューに渡って詳細に比較する必要があるだろう。少なくとも1日宿泊した感想としては、「IHだから~」と感じることはほとんどなかった。

 オーブンレンジも、昨晩は温野菜しか出番がなかったので、「チキンの香草焼き」を作ってみた。一口大に鶏肉を切って、ハーブの混ざった衣を付けて、オーブンで約30分間焼く。火加減を特に調節しなくても「鶏肉のグリル」と書かれたプリセットメニューを選ぶだけなので、あとは放っておくだけで完成する。外側がさくさく、中はしっとりと仕上がっていた。

 ちなみにご飯は、昨晩炊いたものをずっと保温したままにしておいた。スチーム保温の機能を試したかったからだ。炊きあがってから14時間経過していたが、たしかに黄ばみはほとんどない。炊きたてと同じ、というレベルではないが、保温したご飯特有のイヤなニオイもない。炊きたてのご飯をすぐ冷凍して、食べるのと同じ感じだ。


チキンの香草焼き
中にもちゃんと火が通っている

炊いてから14時間経過。スチームを使って保温している 黄ばみも、固くなった部分もない

ななめドラム洗濯乾燥機や掃除機も完備

 1泊2日だとあまり使う機会もないが、ななめドラム洗濯乾燥機「NA-VR1000」と掃除機「MC-P600JX」も用意されている。特に、洗濯乾燥機は便利だ。洗濯から乾燥まで同時にできるので、パジャマと下着さえ持って行けば、他の衣類は洗濯してしまってもいい。約3時間で、乾燥までできるので、翌日、きれいな服を着て、チェックアウトできる。


ななめドラム洗濯乾燥機「NA-VR1000」 階段の下が収納になっており、掃除用具が入っている
MC-P600JX




Switch! House世田谷館長の竹谷公志氏
 こうして、1泊2日の体験宿泊が終了。最新の住宅設備と家電を使い倒した1日だった。

 竹谷館長は「IHクッキングヒーターでぜひ、普段、家庭で作られている料理を作ってほしいですね。家電や住宅設備も、“これだけ進化しているんだ”と、その便利さが実感としておわかりいただけると思います」と語る。

 オール電化導入前に、ぜひ1度、宿泊されることをオススメしたい。家を買うことも、リフォームの予定もまったくなかった私が、夢を見てしまうくらいだから。






お問い合わせ先
  Tel.0120-38-7463

URL
  Switch! House世田谷
  http://www.panahome.jp/east/tokyo/shs/
  東京電力株式会社
  http://www.tepco.co.jp/
  パナホーム株式会社
  http://www.panahome.jp/
  ナショナル(松下電器産業)
  http://national.jp/


2006/11/06 00:04

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