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三菱、耐震性をアップさせたエコキュート
(2014/5/20 12:46)
三菱電機は、耐震性を高めたエコキュートの新製品「Pシリーズ」「Sシリーズ」「Aシリーズ」計47機種を8月1日より順次発売する。本体価格は660,000円~1,005,000円(税抜)。
脚部の接地面積を15%拡大し、耐震強度を高めた点が特徴。このうち370Lタイプ14機種で3本脚の脚部を採用し、日本建築センターの定める「耐震クラスS」に対応する。
「Pシリーズ」と「Sシリーズ」では、直径約0.01mmのマイクロバブルを発生させ、湯上がり後の保湿効果を高める「ホットあわー」機能と、入浴後に風呂の配管をバブルで自動洗浄する「バブルおそうじ」機能を採用している点が特徴。
両シリーズの新製品では、「ホットあわー」のマイクロバブル濃度を従来比約1.9倍に高めて、快適さをアップさせた。またバブルおそうじ機能では、マイクロバブルの数を従来比1.4倍に増やし、洗浄力を高めてより清潔に入浴できるようにした。
なおAシリーズは、「ホットあわー」機能と「バブルおそうじ」機能を搭載しないベーシックモデルとなる。
省エネ面では、3シリーズ中39機種で2017年度の省エネトップランナー基準を達成。「Pシリーズ」370Lタイプ3機種では、ヒートポンプユニットの効率を向上させ、貯湯ユニットに真空断熱材を従来より多く採用したことで、年間給湯保温効率(JIS)を業界トップクラスの3.6とした。
このうち43機種は、使用湯量や残り湯量をタブレット端末などに表示する同社製HEMSに対応する。
Pシリーズは、50周年記念モデルとして高級感のあるロイヤルシルバー色を採用。本体サイズは貯湯ユニットが630×760×1,830mm(幅×奥行き×高さ)。ヒートポンプユニットが809×300×715mm(同)。
Sシリーズ、Aシリーズは、モダングレー色を採用する。