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頭寒足熱で、ママと赤ちゃんに優しいプラズマクラスターエアコン
(2013/12/10 11:49)
シャープは、足もとの温度をコントロールできるエアコン「D-SXシリーズ」を2014年1月23日より順次発売する。6畳向けから23畳向けまで、全8機種のラインナップで、希望小売価格はオープンプライス。店頭予想価格は23万円前後~35万円前後。
足もと温度コントロールで、頭寒足熱を実現
幅の広い送風パネル「ロングパネル」による、ロング気流を実現したエアコン。赤ちゃんの低い目線やベビーベッドに直接風があたらない構造から「ママと赤ちゃんに優しい」エアコンと位置づける。冷房時は風を上に上げるため、パネルを上から、暖房時は床面に直接暖かい風を送るために、パネルを下から開く。
新モデルでは、足もとの暖房をさらに強化するために、「足もと温度コントロール」機能を搭載した。リモコンの「足もと」ボタンを押すと、足もとの設定温度をコントロールできるというもの。足もと温度コントロールでは、独自の「足冷えまセンサー」により、床面を64分割して、温度を検知。冷えている場所を狙って運転できるため、健康的で快適な頭寒足熱が実現できるほか、最大約20%の節電効果が期待できるという。
また、ロングパネル機構も、改良した。風量の弱い風でも、足もとまできちんと届けられるように、送風口の形状を変更した。
プラズマクラスターで部屋干し時のニオイを脱臭
そのほか、子育て中のママに嬉しい機能としては、独自のプラズマクラスターイオン放出機能を挙げる。D-SXシリーズでは、プラズマクラスターイオンを放出しながら、送風する「部屋干しモード」を用意。暖房と除湿運転を組み合わせて使うことで、洗濯物を部屋に干してもニオイが気にならないという。
また、リモコンのチャイルドロック機能、設定温度を1℃低く設定する「やさしさ設定」機能、エアコンの暖房運転に連動してシャープの空気清浄機が加湿運転を行なう「加湿空気清浄機 連動」機能、夜間に便利な「15℃暖房」機能などを備える。
ココロエンジンやスマートフォン連携で“頼れる”エアコンに
使い勝手の面では、使用状況に応じて100以上のフレーズでおしゃべりする「ココロエンジン」を搭載する。D-SXシリーズでは、ママ向けの製品として「落ち着きのある女性の声」を採用する。ココロエンジンでは、室内が高温・高湿、乾燥状態の場合、音声で知らせてくれる「みはり機能」も備える。
また、別売りの「家電ワイヤレスアダプター」を使用することで、スマートフォンやタブレットからの操作にも対応。外出先から本体の操作ができるほか、エアコンの電気代をグラフ化して見ることができる。
さらに、スマートフォンでみはり機能の情報を受信することもできる。
「赤ちゃんとママに優しいということは、全ての人に対して優しいということ」
会場では、大阪府・大阪市阿倍野にある「助産院ばぶばぶ」のこばやしひさこ先生が登壇。こばやし先生は、4男5女のママでありながら、助産師として活躍され、各地でセミナーや講演活動を行っているほか、本も執筆されている。現在は、10人目のお子さんを妊娠中というパワフルなママだ。
こばやし先生は、エアコン暖房について「マイナスのイメージがあった。ずっと使っていると、頭がボーッとしてくるというイメージ。自然じゃない風を体に直接当て続けるというのは、それだけで疲れてしまう。身体の小さな赤ちゃんはなおさら。でも、シャープのエアコンを使い始めてからは、足もとから暖かさがくるようになった」と話した。また、プラズマクラスターイオンについても、効果を実感しているという。
「我が家は、助産院と自宅が一緒になっているので、子供の友達が遊びに来ることも多い。そのときに、いつも、赤ちゃんのミルクのにおいが充満していると言われていたけど、シャープのエアコンを使い始めてからは、それがなくなった。子供達がおやつ代わりに食べているチキンラーメンのにおいが助産院まで漂ってくることもなくなった」
また、下半身を冷やすということは、全ての人にとってよくないという。
「助産院には、不妊で悩んでいる人も多く訪れるが、不妊で悩む多くの人が身体が冷えている。それは、女性に限ったことではなく、男性にもいえること。身体が冷えると自律神経が乱れ、体調を崩す。下半身を温めるということは、健康を維持するという意味で基本中の基本。今回のエアコンはママと赤ちゃんに優しいということだが、全ての人はもともと赤ちゃんだったわけで、赤ちゃんとママに優しいということは、全ての人に優しいといえる」と話した。