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タニタ、野菜の摂取目標量を自動で計算・表示するデジタルクッキングスケール

デジタルクッキングスケール「KD-199」。野菜をイメージしたデザインを施す

 タニタは、野菜の摂取目標量を自動で計算・表示するデジタルクッキングスケール「KD-199」を7月10日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2,500円前後。

 日々の野菜摂取量を促進させるデジタルクッキングスケール。厚生労働省の「健康日本21」(第二次)によると、成人の1日の野菜摂取目標350gに対して、実際の野菜摂取量の平均値は282gに留まっているという。タニタによると、健康や美容のために、積極的に野菜を摂ろうという意識は高まっているものの、実際には半数以上の生活者が野菜不足を感じており、自身の野菜摂取量の認識が曖昧だという。

 「KD-199」では、これらの問題を解決するため、野菜の摂取目標量を自動で計算・表示する。あらかじめ家族の人数と野菜摂取レベルを入力すると、摂取目標量を自動で計算し、現在計測している野菜の量と目標量の差を表示。目標達成までにあと何gの野菜を使用すればいいのか、視覚的に判断できるという。

 野菜摂取レベルは、1食あたりの野菜摂取目標をあらかじめ設定しておくもので、100g/120g/160g/200g/350gの5段階から設定可能。野菜摂取目標量を達成すると、表示画面には「ごほうび」が表示されるなど、調理のモチベーションを高める機能も備える。

 クッキングスケールの機能としては、最大軽量2kgで、最小表示は0.5g。0.5g単位の表示は1,000gまで。液晶画面は文字高22mmの大型液晶。軽量皿には取り外して洗えるシリコンカバーが付いており、シリコンカバーを裏返すことで、パスタなど乾麺の計量にも対応する。

 本体サイズは195×130×29mm(幅×奥行き×高さ)。本体カラーは野菜をイメージしたというレッド、オレンジ、グリーンの3色。ポップな野菜のデザインを前面に施す。

阿部 夏子