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アイリスオーヤマ、大阪の商品開発拠点が始動

~PM2.5対応製品の開発に注力

 アイリスオーヤマは、大阪の商品開発拠点「大阪R&Dセンター」を新設し、7日に開所式を行なった。

 新拠点は、大阪エリアの大手電機メーカーの技術者の中途採用を増やし、開発のスピードアップや新規カテゴリーの商品開発を図ることを目的としている。当初は5名が勤務し、再来月には17名の体制となる。

 同社代表取締役社長の大山健太郎氏は開所の挨拶の中で、「この大阪R&Dセンターではまず、開発が急がれている空気清浄機や加湿器・除湿機などPM2.5に対応できる商品を開発し、今秋には市場に出していきたいと考えています。今後、より多くの開発者が角田I.T.P.(宮城県角田市の同社開発拠点)での研修を終え大阪に勤務することになるので、いずれ大型家電にも着手していきたいと思います」と、家電製品への意欲を語った。

伊達 浩二