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日立、光触媒とLEDで清潔な状態を保つシェーバー

~回転式、往復式をラインナップ

G-SWORD(ジーソード) RM-LTX7D(左)と下位モデルのRM-LTX6D(右)

 日立リビングサプライは、光触媒とLEDで防菌・防臭するシェーバー「G-SWORD(ジーソード) RM-LTX7D」を、5月21日に発売する。価格はオープンプライスで店頭予想価格は30,000円前後。

【お詫びと訂正】初出時に製品名の綴りを誤って記載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

 回転する刃でカットする日立独自のカット方式「ロータリーカット方式」を採用した高級シェーバー。今回は内刃に、光触媒をコーティングした「光ドラムレザー刃」を採用した点が特徴となる。親水性のある光触媒を加工することで、水が刃の表面に馴染み、内刃に付着した汚れの層に入り込み、水洗いでもヒゲくずなどの汚れが落ちやすくなるという。

 またヘッド部分は、直接水を掛けることで、内刃の内側から水を拡散し、内刃の内側に残りやすいヒゲくずや皮脂の汚れが流れ出やすい「内蔵クリーニングウォッシャー」構造も採用している。

 さらに付属品として、LED光乾燥器を同梱する。水洗いしたシェーバー本体を乾燥機内にセットしスイッチを入れることで、ヒーターによる熱で乾燥する。乾燥時間は90分。同時にLEDも点灯し、内刃と外刃に15時間連続して照射することで、除菌・防臭効果があるという。乾燥機は使用シーンに合わせ、乾燥時、充電時、スタンド時という3種類の置き方ができる。

光コートの有無による、水洗浄効果の違い
シェーバーの外側から内部が洗浄できる「内蔵クリーニングウォッシャー」
LED光乾燥器

 シェービング機能では、直径10mmと直径6.5mmの2種類の光ドラムレザー刃がヒゲをカット。鋭角27度の刃先により、力強く、滑らかにカットするという。中央部には前後に約20度スイングするトリマーを備え、くせヒゲや長いヒゲを起毛させて素早くカットするという。

 外刃は早剃りができるよう175平方mmの広い面積を採用しており、また顔の曲面に合わせてヘッドが上下・前後・左右・に動く「3Dヘッド」も搭載する。

 本体サイズは64×50×161mm(幅×奥行き×高さ)で、LED光乾燥器のサイズは93×120×73mm(同)。本体重量は約200g。電源はリチウムイオン電池で、充電時間は約1時間半。使用可能日数は1日3分の使用で約15日間。充電容量表示は3段階。ヒゲの濃い部分はパワーアップし、薄い部分はノーマル運転に切り換える「ビゲナビ」も搭載する。本体カラーはオニキスブラックとメタリックレッド。

 下位モデルとして、RM-LTX7Dからヒゲナビと3段階の充電残量表示を省いた「RM-LTX6D」も、同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27,000円前後。本体カラーはプラチナシルバーとメタリックブルー。

往復式の刃を採用した「S-blade(エスブレード)」も発売される

 往復式の刃を採用した「S-blade(エスブレード) RM-LF439D」も同時に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。内刃には回転式と同様、光触媒が加工された「光ウェーブキャッチ刃」を採用し、LED光乾燥器も同梱する。本体カラーはブラックとメタリックレッド。

 往復式の下位モデルでは、LED光乾燥器が省かれた「RM-LF437」と「RM-LF433」が用意される。店頭予想価格は順に12,000円前後、10,000円前後。充電時間はRM-LF437が1時間、RM-LF433が5時間となっている。RM-LF437の本体カラーはローズクォーツとダークブラウン。RM-LF433の本体カラーはシルバーとメタリックブルー。

 なお、光ドラムレザー刃、光ウェーブキャッチ刃には、硬度と靭性(粘りの強さ)に優れた、日立金属の「YSS・ヤスキハガネ」を使用している。

正藤 慶一