エレコム、手書きページをデジタル化して取り込む「スマホブング」

 エレコムは、ノートに手書きした内容をスマートフォンに取り込みデジタル化できる「スマホブング」2タイプを9月中旬より発売する。ノートタイプの「ESB-N」シリーズと、ダイアリータイプの「ESB-D」シリーズでの2タイプで、それぞれA6、A5、B5変形の3サイズを展開する。価格は全てオープンプライスで、ノートタイプの店頭予想価格は300~380円前後、ダイアリータイプは340~420円前後。

ノートタイプの「ESB-N」B5変形サイズ、ブラックダイアリータイプ「ESB-D」A5サイズ、ブルーマンスリータイプのダイアリー15カ月分が用意されている

 無料でダウンロードできる専用アプリを起動して、手書きのメモや書類を撮影するだけで、画像としてデジタル化しスマートフォンに取り込めるノート。エレコムでは、このような製品を「スマホブング」として位置づけ、これまでにふせんやノートにかぶせるクリアシートなどを展開している。

 新製品では、“雑貨テイストでおしゃれなデザイン”を採用した点が特徴。各シリーズそれぞれ、ブラック/ブルー/グリーン/ピンク/ホワイトのカラーバリエーションを用意し、手書きするときに楽しい気分になれることを目指したという。

各タイプとも色は5色用意する。写真は全てダイアリータイプ。グリーンピンクホワイト

 デジタル化のための画像の取り込みでは、ページの四隅にあるマーカーで位置を認識し、自動でゆがみや傾きを補正。各ページの上と左ページの左端に振り分けマーカーが付いており、データを自動で分類することができる。データをページごとでなく、見開きで保存したい場合は、振り分けマーカーを塗りつぶすことで、取り込みが可能になる。

 スマートフォンに取り込んだ画像は、回転、明るさ調整、テキスト編集、マーカーなどの編集機能を使って編集可能で、自由に共有、保存、閲覧できる。

 ノートタイプの「ESB-N」シリーズは、罫入りのページのみでできたシンプルな専用ノートで、総ページは40ページ。ダイアリータイプの「ESB-D」シリーズは、自分で日付を書き込めるマンスリータイプのダイアリー15カ月分に、罫入りのノートページが付いている。総ページは48ページ。

ノートタイプは罫入りのページのみで構成されているダイアリーの日付は自分で記入する





(阿部 夏子)

2012年8月28日 13:06