オムロン、ジョギングの距離や消費カロリーを計測する活動量計

~Android用の無料アプリも用意
オムロン活動量計 Jog style(ジョグスタイル) HJA-312

 オムロンヘルスケアは、ジョギングの距離や消費カロリーを計測できる活動量計「オムロン活動量計 Jog style(ジョグスタイル) HJA-312」を、2月1日より発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は4,980円前後。

 歩数のほか、家事やデスクワークなどの日常動作を含めた総消費カロリーを測定・表示する活動量計。HJA-312では、ポケットやポーチに入れたまま、ジョギングやウォーキングなどの運動時間や消費カロリーを計測できる「ワークアウトモード」を搭載した点が最大の特徴。

ジョギングやウォーキングなどの運動時間、距離、消費カロリーなどが計測できる「ワークアウトモード」

 ワークアウトモードでは、運動開始時に「スタートボタン」を長押しすると、走時間、距離、消費カロリー、1kmあたりの走行にかかった時間を表す「ペース」などの計測をスタート。運動終了時には再度スタートボタンを長押しすると計測を終え、運動内容を表示する。

 機能面では、ダイエットをサポートする「週間ダイエットサポート」機能も搭載した。開始時には、4週間の減量目標体重を入力すると、1週間の活動カロリー消費目標を算出。減量目標体重は、体重の4%以内で設定する。

週間ダイエットサポート中は、目標の達成率をグラフで表す「目標達成インジケータ」や、数値で表す「週間目標達成度」を画面上に表示

 週間ダイエットサポート中は、目標の達成率をグラフで表す「目標達成インジケータ」や、数値で表す「週間目標達成度」を画面上に表示し、あとどれぐらいで週間目標を達成できるか分かる。目標達成時には、バンザイマークを表示し、ユーザーのモチベーションを上げるという。

 また、同社の無料健康管理ウェブサイト「ウェルネスリンク」に対応しており、カロリーなどのデータをウェブ上で管理できる。ウェルネスリンクは、オムロンが無料で提供している健康管理を目的としたウェブサイトで、パソコンを経由して健康機器を接続すると、測定値をグラフなどで確認できたり、アドバイスを表示するというもの。

 さらに、ウェルネスリンクに対応するAndroid用の無料スマートフォンアプリも用意しており、グラフ管理やダイエット目標管理などが可能。測定データは、おサイフケータイ機能付きのAndroid スマートフォンや携帯電話から自動転送して、簡単にデータ管理できるという。また、別売品の通信トレイを使えば、USBケーブル経由によるデータ転送も可能となる。

オムロンの無料健康管理ウェブサイト「ウェルネスリンク」。パソコンでの管理画面ウェルネスリンクに対応するAndroid用の無料スマートフォンアプリも用意

 このほか、本体の加速度センサーと独自のアルゴリズムによって、ジョギングか歩行かを自動的に判断する「オートワークアウトシステム」機能も搭載。運動開始時に、逐一ワークアウトモードの「スタートボタン」を押さなくても、5分以上走っているとそれまで走った分を遡って計算し、ジョギング時の時間、距離、消費カロリー、ペースを算出するという。オートワークアウトシステム作動中は、本体画面に「AUTO」が点灯。1分以上歩行や走行をしないと、計測を終了する。

カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ブルー

 本体サイズは47×47×13mm(幅×奥行き×高さ)で、電池を含んだ重量は約25g。本体記憶メモリは最大14日分、表示メモリは7日分、ワークアウトは最大14回分。電源は付属のボタン電池CR2032が1個。パソコンと繋ぐには別売りのUSB通信トレイが必要。USB通信トレイの市場想定価格は980円前後。本体には、落下防止用のストラップ、ストラップ用のクリップ、簡易ドライバー、スタートアップガイド、取扱説明書が付属する。カラーはホワイト、ブラック、ピンク、ブルー。

 開発の背景には、2007年に開催された第1回東京マラソンを機に、ジョギング人口が増加していることが挙げられるという。同社によるジョギング実施者 へのアンケートでは、最も買いたいジョギング関連グッズとして、シューズに次いで「ジョギング計測グッズ」と答えた人が多かったとしている。