常磐共同火力発電所、60万kWの8号機が運転再開

~東北/東京電力に送電

 常磐共同火力発電所は、福島県いわき市にある勿来(なこそ)発電所8号機が7月17日に営業運転を再開したと発表した。

 勿来発電所は東日本大震災で被災し、8号機については定期点検も重なって発電を停止していた。6月30日に9号機(60万kW)が再開しており、今回8号機(60万kW)が再開したことで、120万kWの発電が行なわれる。残る7号機は修理中で2011年末の再開を予定している。

 常磐共同火力発電所は、東北電力と東京電力が共同で所有する発電所で、通常は両社に50%ずつ送電されている。両社とも今回の発電再開は折り込み済みで、それぞれ60万kWの供給を見込んでいる。






(伊達 浩二)

2011年7月19日 14:30