東レ、ポケットサイズで持ち運びやすい筋力トレーニング機器

~運動不足の解消やシェイプアップに
トレリート EM300

 東レインターナショナルは、ポケットサイズで持ち運びやすい筋力トレーニング機器「トレリート EM300」を5月下旬に発売する。希望小売価格は49,800円。

 電気による刺激を与えて筋肉を鍛える「EMS(Electrical Muscle Stimulation)トレーニング」法を採用した小型トレーニング機器。EMSトレーニングは、微弱な電気を筋肉に流して、脳が指令するように筋肉を収縮させることで、通常の運動よりも効率良く、高い運動効果を得るというもの。

 EM300は、従来品より軽くコンパクトで、持ち運びできるようになった点が特徴。従来品のEM100と比べると、体積は1/2、本体重量は40g軽量化した。これによりEM300の本体サイズは60×27×121mm(幅×奥行き×高さ)で、本体重量は約150gとなり、同社では「ポケットやセカンドバッグにもスッポリと収まる手のひらサイズ」としている。鍛えられる部位は、腹部のほか二の腕、ヒップ、太ももなど。 

 トレーニングモードとしては、ダンベルエクササイズやマシントレーニングの無酸素運動のように、瞬発力を発揮する筋肉を主に鍛える「FAST MODE(ファストモード)」と、ジョギングやウォーキングの有酸素運動のように、持久力を発揮する筋肉を主に鍛える「SLOW MODE(スローモード)」の2つを搭載する。

 強度調節は、45段階から選択できる。軽い筋力トレーニングから、本格的なトレーニングまで手軽に調節して筋力トレーニングを行なえるという。トレーニング時間は、30分/45分/60分から選べる。

 使用時には粘着パッドを装着する。交換用の粘着パッドの価格は、Mサイズが1,890円、Lサイズが2,310円。

 同社では、忙しい人の運動不足の解消や、美容のためのシェイプアップ、加齢による筋力低下の防止など、幅広い用途に使えるとしている。

 電源は単四アルカリ乾電池3本。カラーは、バイオレット、ライトブルー、ライトグレー、オレンジ、グリーンの5色。

ポケットやセカンドバッグにもスッポリと収まる手のひらサイズカラーバリエーションを設けたのもシリーズ初となる





(小林 樹)

2011年5月23日 15:00