東北電力、来年夏に向け八戸火力発電所にガスタービン発電機を新設

八戸火力発電所内のガスタービン設置予定地

 東北電力は、ガスタービンによる緊急設置電源を新設すると発表した。八戸火力発電所の敷地内に、定格出力27.4万kWの発電機を1台新設する。発電開始は、2012年年7月の予定。

 東北電力では、東日本大震災の影響で、太平洋岸にある発電所のほとんどが大きな被害を受けており、復旧が遅れている。今後も当面は電源の供給力が不足することが予想されており、来年夏の需要期に向けて、緊急設置電源の建設が進められている。






(伊達 浩二)

2011年5月20日 16:12