無印良品、省エネ性能に優れた低騒音タイプのサーキュレーター

サーキュレーター(低騒音ファン) AT-CF18R

 無印良品は、省エネ性能に優れた低騒音タイプの「サーキュレーター(低騒音ファン) AT-CF18R」を5月19日より発売する。無印良品ネットストアでの販売価格は3,900円。

 本体設計を一から見直したことにより、大風量を実現しながらも運転音を最大40dBに抑えた低騒音タイプのサーキュレーター。騒音の発生源である羽根表面の空気の乱れをコントロールするために、回転方向に羽根の先端部分がせり出したブーメラン型の羽根を採用。これにより、羽根表面の空気の乱れを少なくし、強運転時でも運転音を抑えることができるという。

 風を遠くまで効率的に送れるように、羽根周辺の本体設計も変更している。空気の流れを整えて、羽根が効率よく風を取り込めるように羽根周辺に「オリフィス」と呼ばれる溝を設けた。さらに、風に直進性を持たせるために送風口のグリルの形状を放射型とした。

一般的なサーキュレーターの羽根の形。先端部も平らになっているAT-CF18Rの羽根の形状。羽根の先端部分が前にせり出した「ブーメラン型」を採用する風をより遠くまで送るために内部設計も見直した。空気の流れを整える「オリフィス」を設けたほか、グリル部を放射型に変更している
消費電力の少ない「全閉形コンデンサーモーター」と、振動を抑える「ボールベアリング」を採用する

 モーター部も改良した。効率が良く騒音が少ない「全閉形コンデンサーモーター」を新たに採用したほか、回転部には振動を抑える「ボールベアリング」を使用する。これらの改良により、強運転時の消費電力は15W/17W(50Hz/60Hz)で、一般的なサーキュレーターの約半分程度まで低減している。

 運転モードは弱/中/強の3段階。いずれも本体背面部分に設けられたノブスイッチで操作する。風向きの調節は真上から下向きまで6段階。下向きの送風はベッドの下などに風を送るのに便利だという。

風向きは6段階で調整可能

 使いやすさの面では、本体前面のグリル部を取り外し可能とした。これにより、吸気口や羽根の手入れが簡単に行なえるという。

 本体サイズは285×214×297mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2kg。本体カラーはホワイト。なお、本体カラーがブラックのタイプも6月30日より発売する。

グリルは回すだけで簡単に外すことができる羽根部分や吸気口の手入れが簡単に行なえる


(阿部 夏子)

2011年5月13日 12:43