東芝、全方向に動かしやすいコードレスアイロンの普及モデル

東芝ホームアプライアンス「La・Coo(ラクー) TA-FVX600」

 東芝ホームアプライアンスは、新形状のかけ面を採用したコードレスアイロン「La・Coo(ラクー) TA-FVX600」を3月25日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9,000円前後。

 全方向に動かしやすくするため、かけ面の前後の先端が細くなっている「美(ミ)ラクルベース」を採用したシリーズの普及モデル。かけ面の前端部分は、ボタン周りなど細かいアイロンがけがしやすいよう先端が細くなっている「楽がけライン」を採用。かけ面の後端部分には、ブラウスのフリル、スカートのプリーツなどの細部の仕上げをきれいに行なう「ポイントプレス」を搭載している。

 スチームは、綿、麻、ウール等の布地に合わせて選べる「高温・中温2段スチーム」。スチーム孔をかけ面の前方から後方にかけて配置することで、スチームをかけ面全周から噴出できるようにした。これにより、スチームショットの噴出距離が従来機種に比べて約1.5倍に向上したという。スチームの適温持続時間は最長180秒。

 ほかに、水垢の付着を防止する「セルフクリーン機構」、当社独自のオープンハンドルなども搭載している。

 2月に発売した最高級モデル「TA-FV900」との違いは、温度制御方式がマイコン式ではなくメカ式を採用しているため、スチームの段階が2段階になっている。また、上位機種で採用されているかけ面の「ボロンコーティング」や、本体の向きを360度回転できる充電台は用意されていない。

 本体サイズは228×103×136mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.1kg。消費電力は1,200W。本体カラーはピンクとグリーン。

ピンクグリーン



(小林 樹)

2011年3月9日 16:58