ソフマップ、秋葉原に大型免税店を19日オープン
「AKIBA DutyFree's」の外観。現在営業中の「ソフマップ秋葉原パソコン総合館」の1~4階にオープンする |
ソフマップは、東京・秋葉原に海外旅行者向けの免税店「AKIBA DutyFree's」(アキバ デューティーフリーズ)を、11月19日にオープンすると発表した。同社では「ソフマップ初の大型免税店」としている。
AKIBA DutyFree'sは、現在営業中の「ソフマップ秋葉原パソコン総合館」の1階から4階にオープンする。所在地は東京都千代田区外神田3-13-12 IMYビル。営業時間は10時から20時まで。取扱い商品は、海外向けの調理家電・理美容家電、デジタルカメラ、オーディオ、パソコン、フィギュア、各種海外仕様商品など。
ソフマップでは、同店をオープンする理由について、秋葉原は年間240万人の海外旅行者が訪れる世界的な観光地のひとつで、かつアニメ文化やメイド喫茶、フィギュアなどのサブカルチャーで「非日常」が楽しめるエキサイティングな街である点を指摘。そのうえで、AKIBA DutyFree'sを「日本の電気製品のショッピングニーズと、サブカルチャーを楽しみたいというニーズの両方に対応する店舗」と位置づけている。
なおAKIBA DutyFree'sでは、秋葉原の魅力を案内するインフォメーションセンターも、12月初旬に開設。旅行会社と提携して宿泊案内や、通訳による秋葉原や日本文化の案内ツアー、秋葉原地区全体のイベント情報の発信などを行なっていくという。
また、「ソフマップ秋葉原パソコン館」「ソフマップ秋葉原リユース総合館」の2店舗についても、同時にリニューアル。品揃えを強化するとともに、購入や買い替えについて販売員が案内する相談カウンターを設置する。
ソフマップは、パソコンなどデジタル製品の量販店。秋葉原では1983年に第1号店をオープンしている。現在は大手家電量販店ビックカメラの子会社となっている。
(正藤 慶一)
2010年11月15日 17:16