ハイアール、10万円台前半で買える“国内最大容量”ドラム式洗濯乾燥機
ふとんラクラクドラム JW-MD-1080A |
ハイアールジャパンセールスは、洗濯・乾燥容量で“国内最大級”を謳うドラム式洗濯乾燥機「ふとんラクラクドラム JW-MD-1080A」を、11月から12月中旬にかけて発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円台前半。
洗濯容量が10kg、乾燥容量が8kgのドラム式洗濯乾燥機。国内で流通しているドラム式洗濯乾燥機は現在、大型でも洗濯が9kg、乾燥が6kgまでという機種が主流だが、本製品はそれを上回る容量を備えている点が特徴。同社では“国内最大容量”としており、ふとん洗濯や、まとめ洗いの乾燥にも対応するという。
ドラムは内径60cmのワイドドラムを採用。モーターにはDDモーターを、内部6カ所に衣類をほぐすリフターを配置することで、しっかり洗いやソフト洗いの両方に対応するという。さらに、洗濯物の片寄りを検知して、ドラムのバランスを補正する“業界初”の「ハイブリッドバランサー」機能を搭載。これにより、ドラムの振動と運転音が抑制できるため、早朝や深夜の使用も安心して使えるという。
本体サイズは750×640×1,250mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は103kg。最大消費電力は1,400W(洗濯340W、乾燥1,050W)。標準使用水量は洗濯10kg時で83L、洗濯~乾燥8kg時で148L。運転モードはお好み/快速/ナイト/高温除菌/棚乾燥/消臭除菌コースを搭載。標準モードでの運転時間は洗濯が49分、洗濯~乾燥が171分から321分。運転音は30/39/42dB(洗濯/脱水/乾燥)
なお、10万円台前半という店頭予想価格について、同社では「他社トップクラス機種より2割前後安い価格帯」としている。
ハイアールはこれまで、単身者や少人数世帯用の洗濯機および冷蔵庫を中心に展開してきたが、今後は中型・大型の分野でも「実用的かつコストパフォーマンスに重点を置いた」商品展開を行ない、あらゆるユーザーを対象とした生活家電の総合ブランドとしてスタートするという。
(正藤 慶一)
2010年9月15日 12:54