エレクトロラックス、ハンドミキサーとしても使えるスタンドミキサー

Assistent Line

 エレクトロラックスは、ハンドミキサーとしても使えるスタンドミキサー「Assistent Line(アシステントライン)」を12月より発売する。希望小売価格は14,800円。

 本体にボウルを設置して使うことで、手を添えることなく作業が行なえるスタンドミキサー。スタンドミキサーは本体サイズが大きい、対応する調理作業が限られるなどの理由から、これまで業務用として用いられることが多かった。アシステントラインでは、本体からミキサー部分だけを取り外すことで、ハンドミキサーとしても使えるようにした点が最大の特徴。「用途を増やすことで、家庭でも受け入れられやすくなるのではないか」(広報担当)という。

 機能面ではプロ用に近い機能を搭載している。本体には2つのモーターを搭載し、ミキサー部分だけでなくボール部分も回転する。そのため、使用時間を短縮できるという。連続使用時間は10分で、スイッチを入れている間だけ回転するパルス設定も搭載する。

本体上部。ここが外れてハンドミキサーとなる本体から取り外したところ本体付属のボウル

 ミキサー用のアタッチメントとしては、卵やクリームの泡立てに用いる「ウィスク」と、パン生地を作る時やひき肉を混ぜる時に用いる「ドウフック」の2種類が付属。用途の違いに応じて、ウィスクは高速回転、ドウフックは低速回転で、1~5段階まで回転速度をそれぞれ調節できる。なお、これらのアタッチメントは食器洗い乾燥機にも対応する。

 本体付属のボウルはステンレス製で、容量は3.2L。保存用のフタと、作業に便利なスパチュラが付属する。

操作部ミキサー部を上に持ち上げることができるので、スタンドミキサーとして使用しているでも追加投入が楽に行なえるアタッチメント接続部

 安全機構としては、本体回転中のアタッチメントロック機構のほか、底面には滑り止めのラバー素材を採用する。

 本体サイズは345×230×315mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.9kg。ハンディミキサーとして使用する時の重量は1.2kg。消費電力は260W。本体カラーはホワイト。





(阿部 夏子)

2010年9月6日 13:43