フィリップス、パワーを段階的に上げていく初心者向け電動歯ブラシ

ソニッケアー イージークリーン HX6511/02

 フィリップスは、初心者向け電動歯ブラシ「ソニッケアー イージークリーン HX6511/02」を、6月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後。

 同社の音波式電動歯ブラシシリーズのエントリーモデル。上位モデルと同様、毎分約31,000回の超高速振動で、ブラシが届きにくいところの歯垢も落とすブラッシング技術「ソニックテクノロジー」を搭載するが、運転モードは通常の歯磨きモード「クリーンモード」のみ。歯茎のケアができる「ガムケアーモード」や、パワーが弱めの「センシティブモード」といった、上位モデルで搭載されている運転モードは省かれている。

 クリーンモードは、米国の歯科専門家が推奨するブラッシング時間、2分間で自動的に運転が停止する運転モード。さらに、口の中をバランスよく磨けるように30秒ごとに電子音が鳴るカドペーサー機能を搭載する。歯の上下、表裏を30秒づつ磨くことでバランスの良いブラッシングが行なえるという。

 また、初心者向けモデルとなる本製品では、使い始めの14回目まではブラッシングパワーが低めに設定されるイージースタート機能を採用。パワーは段階的に調整され、徐々に通常のパワーに上がっていくという。イージースタート機能は、本体にあらかじめ設定されているもので、自分で解除することはできない。

 ブラシは、歯列にフィットしやすいように毛先が放射状に広がったスタンダードタイプのブラシが付属する。ブラシは交換時期を知らせるため、消耗が進むと青色から白色に変化する機構を採用する。

 本体サイズは33.8×252mm(直径×高さ)。重量は127g。付属のACアダプタは100V-240V対応で、プラグアダプタを併用することで海外でも使用できる。





(阿部 夏子)

2010年5月20日 16:16