GfK Japan、「電動アシスト自転車は9万円台が売れ筋」

 GfK Japanは、家電量販店・総合量販店の販売実績を基にした、第3四半期の電動アシスト自転車の販売動向について、調査結果を発表した。それによると、不況下でも電動アシスト自転車の販売は伸びており、うち、実売9万円台の製品が7割を占めるという。

 電動アシスト自転車は、健康志向、エコ志向、さらに昨年12月の道交法規則改正によるアシスト比のアップを背景に、徐々に普及しつつある。GfK Japanでは、7~9月の販売実績で10万円以下が7割を超えている点を指摘し、「10万円ラインを切るかどうかが消費者の購入心理に大きな影響を与えている」と分析している。

10万円以下の機種への需要が高まっている
 売れ筋上位5位では、パナソニックが上位2位を占めた。特にホームタイプ1位の「リチウムビビDX」は、2位の機種の約2倍の販売数となっており、圧倒的な売れ筋を示している。また、シティタイプ1位の「エーガールズ」は50%以上のシェアを占めている。

主力となるホームタイプ、シティタイプの売れ筋ランキング
 車体形状では、これまでいわゆる実用車のシティサイクルが多かったが、男性や若い女性などをターゲットにしたスポーツ車、車輪の小さい小径車、折りたたみ車などが出始めており、今後も伸びが期待されるという。




()

2009年11月27日 19:17