バンダイ、餃子の皮が簡単に巻ける“餃子メーカー”

 おもちゃ関連製品の見本市「東京おもちゃショー 2009」が7月16日、東京ビッグサイトで開幕した。会期は19日までの4日間。前半2日間は商談見本市で入場が制限されるが、後半2日間は入場無料で一般公開される。時間は前半2日間が9時半から18時まで、一般公開される18日は9時から17時まで、19日は9時から16時まで。



餃子の皮を簡単にくるりと包む「餃子メーカー くるりんパオ!」


餃子メーカー くるりんパオ!
 バンダイのブースでは、餃子の皮が簡単に包める「餃子メーカー くるりんパオ!」が公開された。

 餃子を調理する際に難しいのが、具材を皮に包むところ。正しくできないと、焼いている最中に具材がはみ出てしまうケースもある。その作業を簡単にこなしてくれるのが、この「くるりんパオ」だ。

 作り方は、本体に皮をセットし、付属の「水ハンコ」という部品を皮の上に乗せ、水を付ける。次に、付属のあんさし・ヘラを使って、具材を皮の中央に乗せる。後は、本体のフタを閉じて、本体のハンドルをくるりと回すと、キレイな餃子ができあがる、という仕組みになっている。なお、ローラーを付け替えることで、ワンタンも作ることができる。

まずは本体のローラー上に餃子の皮をセットし、「水ハンコ」という部品を使って皮に水を付ける次に、水ハンコの真ん中部分に具材を移し、水ハンコを取り外す。すると、皮の真ん中に具材がセットされる


具をセットしたら、後はハンドルを回すだけで、餃子がキレイに包める

 バンダイではこのくるりんパオを使うことで、皮の包みは子供が担当し、具材作りと焼き工程は大人がやるといった、家族全体で食事の準備ができるとしている。大人でも、餃子は好きだけど、包み方がどうやってもうまくいかないという人にも向きそうだ。発売日は7月25日で、希望小売価格は3,150円。

くるりんパオで包んだ餃子できあがりの写真。やや薄めに焼き上がる調理手順。水ハンコを押し、具材を乗せ、ハンドルを回して皮が包める

 アンパンマンのあんパンも作れる「パンがやけたよ! アンパンマン」

「パンがやけたよ! アンパンマン」のパッケージ
 子供に絶大な人気を誇るキャラクター「アンパンマン」。あのアニメを見た人なら、恐らく一度は「アンパンマンのパンを食べてみたい」と思ったことがあるかもしれない。それが自宅で作れてしまうのが「パンがやけたよ! アンパンマンだ」。

 セット内容は、生地を混ぜ合わせるポットや、生地をのばすのし棒など。アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマン、ドキンちゃんの4体の型も付いており、これでパンにキャラクターの姿を型どることができる。

 調理メニューは豊富で、メロンパンやシナモンロール、ウィンナーロールなど、全50種類のパンが作れるという。もちろん、あんパンも調理可能だ。アニメで見たアンパンマンが家庭で作れるとなれば、子供も料理に興味を示すことになるだろう。10月中旬の発売予定で、価格は5,775円の見込み。

 

生地を混ぜるためのポットキャラクターの型も付いている
生地をのばすのし棒や、その下に敷くマットなども同梱されるできあがり。型を使って、アンパンマンのあんパンを作ることも可能だ



(正藤 慶一)

2009年7月17日 16:19