マルマン、ビジネスマン用のノートシリーズ“ニーモシネ”

 7月8日より東京ビッグサイトにて「文具・紙製品展」が開催されている。会場では国内外のメーカーが一堂に介し、雑貨やデザイン家電などを展示している。文具・紙製品展は「仕入れ・注文」を目的とした見本市で、一般入場はできない。


ビジネスマン用に開発されたノート・メモシリーズ「ニーモシネ

 マルマンのブースでは、ビジネスマン用のノート・メモシリーズ「ニーモシネ」全20点を展示していた。ニーモシネは、ビジネスマンが仕事、プライベートで使う製品を想定して作られたシリーズ。使用想定シーンに応じて、製品の装丁、紙質などを替えているのが特徴。

 会議シーンを装丁してファイルとメモがセットになった「NOTE PAD」では“筆記時にはノートとしてその後は1枚の紙として振る舞う紙製品”として使用できるように、紙を上辺で綴じたメモパッドを採用している。メモパッドは、“書きやすさと認視性の良さを優先した”という5mm方眼罫を採用、上部にミシン目をいれて、必要に応じて切り離せるようにした。サイズはA4とA5の2種類を展開している。

 シリーズでは、そのほか資格学習や言語習得時に使う学習ツールとして、単語カードや単語帳などもラインナップされている。

ファイルとメモがセットになった「NOTE PAD」。A4サイズの価格は1,575円単語帳など学習用の製品も用意されている。ワイヤ綴じタイプは315円、リング綴じタイプは262円製品は使用用途に合わせた名前が付けられている。こちらは、その日にすることを書き留めるための「TO-DO」。価格は294円

MAX、2枚から40枚まで綴じるカラフルなホッチキス

「Vaimo 11FLAT」シリーズ。会場ではカラフルなラインナップを展示

 MAXでは、2枚から40枚まで軽い力で綴じるホッチキス「Vaimo 11FLAT」を展示していた。Vaimo 11FLATは、一般的なホチキスに比べ、やや厚みのある本体が特徴。

 Vaimo 11FLATでは、2枚から40枚までの紙を1つの針で対応するため、従来にはなかった11号の針を新たに開発した。11号の針は、一般的によく使用されている10号の針と同量を本体に装填できるようにするため、針の厚みを変えずに長さだけを長くしている。

 会場では、2枚と40枚の紙を実際に綴じることができる体験ブースを設置して、注目を集めていた。希望小売価格は1,575円。

長さ6mmの針を装填するため、一般的なホッチキスと比べるとやや厚めの本体40枚の紙を綴じているところ




(阿部 夏子)

2009年7月9日 12:28