ニュース

タカラトミー、「お金はおっかねー」など1,300のギャグやジョークを喋るギャグロボット

 タカラトミーは、1,300のギャグを聞かせてくれる電波時計内蔵ロボット「爆・笑太郎(ばく・しょうたろう)」を8月6日に発売する。価格は5,800円(税抜)。

電波時計内蔵ロボット「爆・笑太郎」

 頭のボタンを押すたびに「おやじギャグ」や「アメリカン・ジョーク」「なぞかけ」など、多彩なギャグを聞かせてくれるロボット。電波時計を内蔵しているため、年月日や時間に即した、その時々の季節や特別な日に合わせた旬なギャグを聞かせて、なごませてくれるという。例えば8日8日には「8月8日は笑いの日。笑顔とかけてお風呂上りと解く、その心は、ふくきます」、「メザシは、故郷を目指した」、「和尚が二人でお正月」、「敬老の日は家にへえろう」、「お金はおっかねー」など、1,300パターンのギャグを内蔵している。

表情を変えながらギャグを連発

 頭のボタンを押す以外には、毎日ぴったり正午になると時間を伝えつつギャグを言う。目覚まし機能も搭載し、1日のはじまりを「ギャグ」で知らせてくれるという。さらに「ギャグボタン」を2回連打するとギャグを20連発し、放っておいても独り言でギャグをつぶやく。ごくまれにだが、暴走して奇妙なことを言うこともあるという。

爆・笑太郎を正面から見たところ

 東京大学大学院の近藤 尚己准教授の研究グループによれば、普段ほとんど笑っていないお年寄りが「自身の健康状態が良くない」と感じる割合は、毎日よく笑うお年寄りに比べて1.5倍以上高いことがわかったという。こうした笑いと健康の相関関係に関する研究結果も踏まえ、同社は「子どもからシニアまで、幅広い世代に向けて、おもちゃを通して笑顔を提供していく」という。

世代を超えて笑いを提供し、ユーザーを健康にしていくという
高さ15.5cmのコンパクトサイズで、家のどこにでも置いておける

 本体サイズは、100×100×155mm(幅×奥行き×高さ)。電源は、単三形乾電池4本。対象年齢は6歳以上。

河原塚 英信