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シャープ、水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる「ヘルシオ ホットクック」

ヘルシオ ホットクック KN-HT99A

 シャープは、水も火も使わない「無水調理」が手軽にできる電気無水鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HT99A」を11月5日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後(税抜)。なお商品の生産は日本国内で行なうという。

 メニューをセットすることで、自動で火加減が調整され簡単に無水調理できる電気無水鍋。無水調理とは、水を使わずに野菜などの食材に含まれる水分を活用した調理方法。ホットクックでは、ふたの内側に施した円錐の突起「旨みドロップ加工」が、食材から出た蒸気を水滴にして鍋の中を循環させる。

 無水調理では、食材の持つビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素やミネラルを多く残せる、食材本来のおいしさを味わうことができるという。

ホットクックの本体
設定画面。調理時には85のメニューから選択。材料を入れて、スタートボタンを押せば自動で料理ができる
本体上部からは鍋の中を見ることができる
ステンレスとアルミで作られた内鍋が付属。8,000円前後(税抜)で別売りされるため、買い増すこともできる
ふたの内側の円錐の突起「旨みドロップ加工」。食材から出た蒸気を水滴にして鍋の中を循環させる

 本体サイズは、364×280×224mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約5.2kg。定格消費電力は600Wで、定格容量は1.6L。

自動でかき混ぜ、火加減調整されるので簡単に無水調理できる

ふたの内側には蒸気センサーを搭載。鍋の状況を把握し、料理に合わせて最適な調理を行なう

 搭載する「まぜ技ユニット」は、メニューに合わせて最適なタイミングで具材をかき混ぜてくれる。さらに温度や蒸気センサーを内蔵することで、火加減の調整も自動。煮物など85種類のメニューから調理を選び食材をセットするだけで、食材の状況を見極めて自動で調理する。

 会場では実際にホットクックで実演調理が行なわれた。作られたのは野菜と鶏肉のカレー。玉ねぎの甘みや野菜の旨みなどがカレーのルーに溶け込み、おいしいカレーに仕上がっていた。

左が加熱前のおでん。右がホットクックで調理後
調理前のちくわやたまご
調理後
調理前の「無水カレー」の具材
調理した後の「無水カレー」。煮物などもホットクックで調理したもの
玉ねぎなどの野菜の旨みがカレーに溶け込んでいるのが分かる味だった。鶏肉もやわらかく仕上がっていた

 ホットクックには、85の自動メニューと15の手動メニューが搭載されている。煮物やスープ、シチューからヨーグルトや甘酒などの発酵メニューも簡単に作ることができる。

ホットクックで調理できるメニューの例。バラエティ豊かな調理に対応している

日本人の健康寿命を伸ばすのに寄与する製品

健康・環境システム事業本部長 沖津雅浩氏

 発表会では、同社の健康・環境システム事業本部長 沖津雅浩氏が登壇。「日本は平均寿命や健康寿命が世界1位。だが、それでも平均寿命と健康寿命とでは10年間以上の差がある。これは不健康な状態で生活している期間が長いとも言えます。日本人の健康寿命を伸ばすためには、睡眠や運動とともにバランスの良い食事が必要」だとする。

 「健康な食生活をサポートするために開発してきたのがヘルシオシリーズ。今回のホットクックは、そんなヘルシオシリーズの5つめの製品となります。日本人の健康をさらに高められる」と語る。

(河原塚 英信)