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パナソニック、天井に取り付けるワイヤレススピーカー
~LEDシーリングライトと組み合わせ可。振動を抑える技術も
(2013/9/3 17:19)
パナソニックは、天井に取り付けるワイヤレススピーカー「ワイヤレススピーカーシステム SC-LT200/205」を、10月11日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、スマートフォンの音楽が流せる「SC-LT200」が30,000円前後、スマートフォンに加え、テレビの音声も流せる「SC-LT205」が35,000円前後。
天井に取り付けて、無線で接続したスマートフォンやテレビの音を流すシーリングタイプのワイヤレススピーカー。家庭の天井にある引掛けシーリングや引掛けローゼットなど、照明用の配線器具を電源とするため、配線作業なしで取り付けられる。またスピーカーには、現在使用中のシーリングライトやペンダントライトなど照明器具が取り付けられる。同社では、サウンドが天井から360度に広がる、カフェのBGMのような音楽の聴き方がリビングで楽しめるとしている。
スピーカーユニットは4方向に設置。階上や隣室への音の振動を防ぐため、右側音声スピーカーと左側音声スピーカーを向かい合わせに配置し、互いの振動を打ち消す構造となっている。
音楽の再生方法は、SC-LT200/205のリモコンの「ペアリング」ボタンを押し、スマートフォンなどBluetooth機器と連携したうえで音楽を再生すると、スピーカーから音が流れる。
LT200の場合、スマートフォンをタッチするだけで簡単にスピーカーと接続できる「NFCタグ」が付属する。使用方法は、おサイフケータイFelicaなどNFC(近距離無線通信技術)に対応したスマートフォンに、専用アプリ「Panasonic Music Streaming」をインストールし、NFCタグをタッチする。タグは部屋の壁などに貼り付けられる。
LT205の場合、テレビの音声信号をスピーカーに出力するためのワイヤレス送信機が付属。ワイヤレス送信機とテレビのイヤホンジャックを接続することで、テレビの音声が天井から流れる。
リモコンでは、音量の増減と4種類の音質切り替え操作(フラット/ソフト/クリア/ヘビー)が可能。さらに、スピーカーに接続した照明機器をON/OFFするボタンも用意される。
両タイプとも基本的な仕様は同じ。スピーカー本体サイズは440×38mm(直径×高さ)で、重量は約2.5kg。消費電力は最大10W。