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ティファール、ガラスカップ付きでそのまま冷やせるヨーグルトメーカー

ティファール マルチデリシス YG6548JP

 ティファールは、ガラスカップ付きのヨーグルトメーカー「ティファール マルチデリシス YG6548JP」を2013年秋頃発売する。希望小売価格は17,850円。

 家庭で簡単にヨーグルトが作れるヨーグルトメーカー。日本市場において、ティファールがヨーグルトメーカーを発売するのは、今回が初めてとなる。ティファールによると、最近様々な菌を使った高付加価値のヨーグルトが人気があり、ヨーグルトを1週間に1回以上食べる人は51.2%にも上るという。その一方、ヨーグルトメーカーを持っている人は5.1%程度で、今後の伸びしろが期待できる市場だという。

 マルチデリシスでは、使い勝手を配慮して、本体にそのままセットできるガラス製のカップが付属する点が特徴。あらかじめカップに分けて作ることで、ヨーグルトができあがった後、そのまま冷蔵庫で冷やせるほか、食卓にも出せるという。ガラスカップの容量は1個150mlで、本体には6個付属。6個のガラスカップをそのまま持ち運べるように、本体ホルダーには取っ手が設けられており、各ガラスカップには専用のフタも付属する。

本体には容量150mlのガラスカップが6個付属する。このままの状態で発酵し、発酵後はそのまま冷蔵庫で保存できる
各カップにはフタも付いている
操作パネル

 ヨーグルトを作る際の手順は、牛乳と種菌(市販のヨーグルトでも可)を混ぜ、ガラスカップに移したら約43℃を維持する「ヨーグルトモード」を設定。そのまま約12時間発酵させる。発酵終了後は、ブザーで運転終了を知らせる。一定温度を保つことができるので、失敗しにくいという。発酵時間は6~12時間の間で1時間単位で設定できる。

約43℃で発酵させる
市販のヨーグルト1つを種菌とした場合、6倍の量のヨーグルトができあがる。毎日食べる人の場合、コストを抑えることができるという
本体には15のレシピが掲載されたレシピブックが付属する

 マルチデリシスではさらに、ヨーグルト以外のデザートを作れる「デザートモード」も用意。本体トレイの下のホットプレートに水を入れて、約85℃のスチームを発生させることで、プリンや蒸しパンなどを作るモードで、本体には専用のレシピブックが付属する。運転時間は1~59分の間で1分単位で設定可能。

 本体サイズは275×235×159mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.3kg。消費電力は450W。

約85℃のスチーム調理を行なう「デザートモード」も搭載
プレートの上にある窪みに水を入れる
プリンや蒸しパンなどが調理できる

阿部 夏子