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NEC、中角タイプで“業界最高”の光度を達成したハロゲン形LED電球

〜100W形ハロゲン電球を上回る3,300カンデラ

LIFELED'S LDR6W-M-E11 電球色

 NECライティングは、中角タイプで“業界最高”の最大光度を達成したハロゲン形LED電球「LIFELED'S(ライフレッズ) LDR6W-M-E11(電球色)」を、1月15日に発売する。希望小売価格は8,085円。

 E11口金の100W形ハロゲン電球に置き換えられる、中角タイプ(配光角度18度)のLED電球。新製品では、レンズ効率やヒートシンクの改良による放熱特性を向上したことで、光度を3,300cd(カンデラ)まで高めた点が特徴となる。これは同社の100W形ハロゲン電球「JDR110V50WLM」を上回る数値で、中角タイプの電球色ハロゲン形LED電球としては“業界最高”という。

従来のハロゲン電球と比べた配光性能

 明かりのムラを抑えるために、LED光源の中央部にマルチチップパッケージを採用し、点光源に近い構造とした。さらに、レンズ設計を最適化することで、照射面に不快な多重影や明るさのムラが発生することを防ぎ、従来のハロゲン電球と遜色のない光空間が演出できるという。

 また、本体サイズを従来のハロゲン電球に近づけるため、電源部を新規に開発。ヒートシンクに放熱フィンを無くすなどの改良に取り組んだことで、本体サイズはJDR110V50WLMの50×62mm(直径×高さ)に近い、50×65mm(同)となった。加えて、ヒートシンクの素材に従来のアルミニウム合金よりも比重が3割低いマグネシウム合金を採用することで、重さはJDR110V50WLMの50gに近い55gとなった。

 消費電力は、JDR110V50WLMの50Wから約1/8となる6W。電源効率は、新しい電源部を採用することにより、“業界最高レベル”となる90%を達成したという。寿命は、JDR110V50WLMの約10倍となる30,000時間。全光束は350lmで、平均演色評価数はRa80。

 NECライティングではLDR6W-M-E11について、スポット照明で明るさを必要とする商業施設やショーケースなど、さまざまな用途で使用できるとしている。また、衣料系の店舗でハロゲン電球1,000個をLDR6W-M-E11に交換した場合、消費電力量を年間で16万kWh削減できる試算を発表している。

本体は従来のハロゲン電球のサイズに近づけた
消費電力はハロゲン電球の約1/8となる6W。衣料店でハロゲン電球1,000個と交換した場合、年間で16万kWhの消費電力量が削減できるという

 ラインナップとして、LDR6W-M-E11と同じスペックで、光色が白色相当の「LDR6L-M-E11」、および照射角度が広角(30度)のハロゲン形LED電球「LDR6W-W-E11(白色相当)」「LDR6L-W-E11(電球色相当)」も、同時に発売する。希望小売価格はすべて8,085円。

 なお本製品は、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)におけるプロジェクト「次世代高効率・高品質照明の基盤技術開発」の成果を応用して製品化された。

電球色のほか、白色タイプも販売される
配光角30度の広角タイプも用意される

(正藤 慶一)