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北九州市、関門海峡の潮流発電でイルミネーションを点灯

関門海峡の潮流発電実験機

 北九州市は、関門海峡の潮流発電で得た電力を使って、日本で初めてイルミネーションを点灯した。場所は、同市門司区のニッカウヰスキー門司工場レンガ倉庫前花壇。点灯期間は2013年3月31日まで。

 潮流発電とは、潮の干満の差により生じる流れを利用して発電する自然エネルギー。北九州市では、「環境未来都市」として自然エネルギーを推進しており、今年3月より関門海峡の潮流を活かした潮流発電の実証実験を行なっている。

 今回は、潮流発電で賄った電力のみを用いて、イルミネーションを点灯させた。中潮から大潮にかけた4〜5日程度の発電で、3日間ほど点灯できるという。

潮流発電の実験装置
潮の干満の差から生じる運動エネルギーを利用して発電する

 国内で潮流発電の実証実験に取り組んでいる地域はほかにもあるが、イルミネーションに活用したのは北九州市のみとしている。同市では、実験によって潮流の発電量や保守点検の状況などのデータを収集し、実用化の検討に活かすという。

 イルミネーションが行なわれるニッカウヰスキー門司工場レンガ倉庫の所在地は、北九州市門司区大里元町2番1号。なお、点灯時間は潮流次第で、未定としている。

イルミネーション点灯の様子

(小林 樹)