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北海道電力、泊原発3号機が定期検査入り

〜国内の商業原子力発電所すべてが停止

 5日、北海道電力の泊原子力発電所3号機(91万2千kW)が定期検査に入り、午後11時頃に運転を停止した。これにより、日本国内の商業原子力発電所は、1970年以来42年ぶりにすべて停止した。

 泊原発3号機は、東日本大震災の時点で、定期検査をほぼ終了して発電を再開していた。そのため、2011年8月17日に営業運転に復帰。東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故後に復帰した唯一の例となっていた。

 泊原発3号機の停止により、国内にあるすべての原子力発電所が発電を停止している。すでに、定期検査を終えている発電所もあるが、現時点で営業運転再開が確定した発電所はない。

 各電力会社は今年夏の電力需給についての報告書を、4月23日付で経済産業省に提出している。今後は、経産省での検討を経て、原発依存比率の高い関西電力や九州電力を中心に、計画停電も含めた電力需要削減策が行なわれる可能性がある。

泊原発3号機のリアルタイムデータ。5日18時前後から出力が低下し始めた 午後11時過ぎには出力がほぼ0になり、表示も「定期検査中」となった





(伊達 浩二)

2012年5月6日 00:05