関西電力、8月の需給見通しを上方修正
~他社受電復活で供給力が微増
関西電力は18日、8月後半と9月の需給見通しを更新した。8月後半分の供給力は2,965万kWに微増、9月分は2,876万kWに微減した。
8月分の上方修正については、トラブルで受電できなくなっていた他社受電分の一部(29万kW)が復活したことを理由にあげている。しかし、その他の増減があり、増加分は14万kWに留まった。また、9月分は前回の更新に続き減少を続けている。
関西電力では、最大電力を「昨年並みの猛暑の場合」と高めに想定しているため、供給予備率は、8月がマイナス5.5%、9月がマイナス4.9%と厳しい数字になっている。
8月18日付けの需給見通し。8月分については供給力が増加した |
8月1日付けの需給見通し。外部購入分が受電できなくなり供給力が低下した |
7月29日付けの需給見通し |
(伊達 浩二)
2011年8月19日 00:55
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