関西電力、姫路第二発電所5号機の修理が完了

~14日から60万kWの通常運転を開始

 関西電力は、故障中の姫路第二発電所5号機の修理が完了し、7月12日18時に起動したと発表した。今後、起動後のボイラ点火などの工程が順調に進むと、7月14日に通常運転を開始する。

 姫路第二発電所5号機(60万kW)は、天然ガスを燃料とする火力発電所。7月1日の巡回点検中に、発電機励磁機のヒューズが断線していることが発見された。7月2日から発電機の運転を停止し、ヒューズと、ヒューズ切れの原因と思われるダイオードの交換作業が行なわれていた。

 関西電力は6月10日に発表した夏の需給見通しで、7月には最大電力が供給力を上回り、117万kWの電力が不足するとして、15%の節電を呼びかけている。






(伊達 浩二)

2011年7月13日 13:47