シャープのプラズマクラスターイオンなどを採用した健康志向のマンション

ブランズ瀬田

 シャープは、同社の「プラズマクラスター機器」と「ヘルシオIHセンター」が、2012年3月竣工の東急不動産の分譲マンション「ブランズ瀬田」に採用されたことを発表した。ブランズ瀬田は、東京都世田谷区瀬田4丁目に建設予定で、予定販売総戸数は25戸。価格帯は未定。

 プラズマクラスターイオンは、シャープ独自の除菌・脱臭技術で、空気中の菌やウイルスを除菌したり、ニオイを脱臭する効果があるとされる。今回、プラズマクラスター機器が採用されたのは、マンションの共用部分と専有部分。

 共有部分では、エントランスの「空調ダクト収納型プラズマクラスターイオンユニットシステム」、トランクルームの「天井埋込型プラズマクラスターイオン発生器」がそれぞれ採用される。また、エレベーターはプラズマクラスター発生ユニットが搭載されたフジテック製のものとなる。

 専有部では、各リビングにプラズマクラスターエアコンを標準装備、トイレはプラズマクラスターに対応したINAX製が採用される。

 また、専有部のシステムキッチンには、過熱水蒸気を用いて脱塩・脱油しながら食品を調理する独自の「健康調理」機能をグリル部に搭載したIHクッキングヒーター「ヘルシオIHセンター」が標準装備されている。

  これらの技術を採用したことで、「住む人の健康に配慮したマンション」としている。6月18日にオープンするモデルルームでは、プラズマクラスター技術について、分かりやすく紹介するという。





(阿部 夏子)

2011年6月17日 17:15